「SUMMER SUSPICION」1983年4月21日発売 杉山清貴&オメガトライブのデビュー曲。
大袈裟かもしれないが、当時 中学2年だった私の人生を大きく変える曲である。いや、大袈裟なんかではない。ガチ。
今でも忘れはしない、あの夏の日。ヒットの兆しを見せたのは、発売から3ヶ月ほど経った夏だった。
何気なく見ていたテレビから流れてきてしまった。この曲が。
その頃の私は、勉強、部活、進路等、全てに於いて目標を見失っていた時期だった。
3才から音楽を学び、幼稚園の時には「ピアニスト」を目標としていた(精神的にオトナ?いや、身の程知らず? 笑)
しかし、生きている世界が広がれば広がるほど興味の範囲が広がり、その興味み濃くなったり薄くなったりの繰り返し。
ちょっとアンニュイなオンナを目指してみたり←目標は小林麻美
元気な女の子を目指してみたり←特に目標はない
そんなダラダラな私の精神に喝を入れてくれた、杉山清貴の神レベルの細い高音。
なんじゃああああああこの人歌うますぎじゃね⁈
ってか、好みすぎるんですけどこの声マジでガチで!
どっから出してんですか喉ですか頭ですか天からですか⁈
ってな感じで、崇拝の歴史がスタートとしたわけでございます 笑
まあ、それなりに歌謡曲(ただし、アイドルが歌う曲は一切聴かない。昔風に言うならニューミュージック)や映画音楽は聴いていたが、目標が目標だけあってクラシック漬けだった。まあ、そこもダラダラな感じで。
そんな生活を一変させてしまったのよ、あなた。杉山清貴さん。
いやもう、それからと言うもの、バカみたいに聴きまくる。寝る間を惜しみ、部屋に引きこもり聴きまくる。
聴くだけに留まらない、恐るべし中学2年女子パッション。
英語辞書で「SUSPICION」という単語を調べた。その後、彼らの曲に歌詞に出てくる英語単語を調べ尽くしているうちに英語が好きになり、英語の成績が爆上がりした。
曲の歌詞からあらゆるシーンと心理を考察し、イラストなど描いてみた。イラストを描いているうちに画力が上がったのだろうか、美術の成績も爆上がりした(ちなみに他の教科には何ら変化はなかった)
娘(←私)大好きな父は激しく嫉妬していたらしい 笑
というわけで、私の中の「やる気」を引き出してくれた大切な(一方向の)出会いと曲。
2019年春 オメガトライブ再結成ライブで久しぶりに聴いた時は、号泣でございました。
ありがとう、杉山清貴さん。
オメガトライブのみなさん。
これからも応援し続けます♫
とまあ、勝手な興奮のまま書きまくりましたが、80年代青春組のみなさま、是非、当時の気持ちで聴いてみて下さい!
《配信:2021.11.26》by 音(オト)
葉羽 流行ったよね~ 街の中を歩いていると、必ず聞こえてきたくらい。やっぱり井上陽水とか渋めのじゃなく、こういうの歌ってたらもっとモテたのかなぁ。
←(動機が不純すぎ!) |