先月の29日は遠足でした。 
　新江ノ島水族館です。

　当日は、他団体を合わせ１２００人という子どもたちがワサワサと・・・。 
　もう、魚の数より人間の数の方が多いんじゃないかってくらいでした。

新・江ノ島水族館

　自分の担当は、巡回です。

　色んな学校のやり方があるものですな。 
　事前指導の行き届いている学校、そうでない学校
　・・・はっきり分ってしまうのです。

　おみやげ物やさんにまっすぐ向かう子どもたち。 
　何しにきたんだ、おめーら。 
　汚ちゃない手で、売り物触んないの！！

　エレベーターに乗って上行ったり下行ったり・・・。 
　飽きちゃったんだね。 
　・・・帰りなさい。

　我が校はというと・・・・ 
　フツー・・・かな・・・・。

　だがしかーし。それでいいんだぞ、キミたち！ 
　校内での指導の効果がちょっとあったのか、
　はぐれないように声をそっとかけながら行動していました。 
　・・・俺の前では（笑）。

　俺「キミたちどこの学校？」（目は笑っていない） 
　子「○○小学校ー！」（だれ？この人。という目） 
　俺「ふーん。」

　同じ市内の子ども達ですから、はじめは注意していましたが、これでもかってくらいの「問題行動」に、ワタシの魚群探知機はオーバーヒートです。

　よく考えてみると、これって指導者の仕事だけど、館内の人間の仕事でもあるんじゃないかなぁ。

　団体間や一般利用者とのトラブルを避けるためにも・・・と責任転嫁ｗ

　館内の人たちに目をやると・・・
　すっげーーーーイラついた顔・顔・顔！

　申し訳ない！！！！！！！ 
　っていうか、人入れすぎ。団体数の制限すればいいのに。

　小田○グループのこういった施設、経営厳しいらしいからかな。
　料金の設定も、人数が増えれば増えるほど、儲かる仕組みになってるし。

　ボクのキャパでは、横浜市を背負うことは無理でーーーっス！

　なんやかんやで弁当タイム。 
　我が校の子どもたちの一部が騒いでいる。
　魚群探知機作動・・・・ウチのクラスや・・・・・。

魚群探知機作動 （違うって！）

　俺「どうしたの〜」 
　子「○○ちゃんがお弁当落としちゃった！」
　子「えぐっえっ・・・お・・ちゃ・・た（訳：落としちゃった）」

　ノーーーーーー！！

　1年目の時、一緒に組んだ年配の先生のお弁当。 
　お歳にそぐわないおにぎりの数。 

　俺「全部召し上がるのですか？」 
　先生「落とした子がいた時に対応できるようにしているのよ。」

このくらい （だから違うって！）

　そんな教えを前日に思い出し、弁当を分けて持ってきていた。

　子「ありがとう。」
　周り「先生すげー。」 
　俺「これが俺の仕事じゃ。問題ない。腹いっぱい食べなさい。」（ドヤ顔）

　返ってきた弁当箱。 
　見事に空っぽだった。 
　うれしかった。

　でも、ミニトマトがコロリ

　あ、この子トマト嫌いだったんだｗ 
　その後、ニコニコで活動している該当児童を見て、手助けができてよかったなと、また一つ勉強させてもらったのでした。

　おしまい

《配信：2019.7.5》 ミースケ