蒼の周波数 by 真魚
静かの海より キミの射るその心の矢は 深淵の宇宙に向かいて 永遠と漂う弓になるのか
または、 その先にある不定形で不変的な あの扉が開く刻を 虎視眈々と狙い定めているのか
月から眺める「蒼」の地球の昇りにも似て その眼差しに漂う永遠の「蒼」
キミはなんなく 真円の虹をくぐれるだろう
そして、またあの懐かしい グラウディング・ミュージックに包まれるのだ
---谷崎テトラ氏に捧ぐ----