ポプラの下で by まめしば
つなぐ腕を なくしてしまった 一本の木 突き抜ける 空
それでもまた たち折れた枝の間からも 緑は萌えはじめ
耐え抜いた命と 新しくそこに根を下ろす命と
幾千の吹雪の夜を越えてきたように 静かに時を重ねながら
新しい命をはぐくみ 今 新生の時が始まる
もう一度 ・・・・あの日へ
このポプラの下で きっと 風をきこう
PAGE TOP