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  セピア色の・・  by まめしば

 誰にでもきっと
 心の奥に残ってる一枚の絵があります
 それは たとえば写真だったり
 有名な だれそれの絵画だったり
 人それぞれに違うものかもしれないけれど

 忘れられないその絵は
 心の奥の深いところでじっと
 あなたがふと思い出してくれるのを待っている・・
   そんな絵です

 多分小学校の1年生くらい
 もしかしたらもっと小さかったころ

 冬の=吾妻おろし=の風が吹いて
 ぐじゅぐじゅの湿った雪が車のわだちを作っていて
 バス停の看板 時刻表
 待ってた人が残していった消えかけた足跡

 ちいさなミトンの手袋
 ウサギのふわふわがちょこっとだけ付いた硬い靴
 そのとき着ていたオーバーの色も
 みんなセピアに変わっているのに

 あのとき包んでくれた両手のぬくもりと
 風をさえぎってくれた大きな背中と
 多分 私を見る目は笑っていて
 ぎゅっと抱きしめてくれた腕はあたたかくて

 母と二人・・・

 世界中でたった一人
 私だけにしか見る事のできないその絵は
 年を経るごとに 色あせるどころか
 やさしい色で輝いています

 


Poem by まめしば
BGM 音楽の卵 "変わらない日々"
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まめしばまめしば
「UDON]見て来ました。
 帰りに讃岐うどんのお店を探して
 食べてきました。 ^0^
 オキシ、「うどん」見てきて!
 いい映画を人々に伝えよう!

その20

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