我が家にカブトムシがやってくる。

　カブトムシ飼育

　前段はともあれ、我が家にカブトムシがやってきました。
　雄2匹、雌2匹。
　私、小学生の時以来の飼育です。

　我が家は共働き家族なので、
　基本的に犬、猫、昆虫、魚とかペットの類は
　飼わないことにしています。
　動物の命に責任が持てないから、なのです･･･

　そんな家庭で突然カブトムシを飼うことになり、焦りました。
　なにもないんですから。

カブトムシ飼育

　昨日、さっさと仕事から戻り、
　息子をピックアップして、近くのホームセンターへ駆け込みました
　まずは、プラスチックのケースと
　おがくずぐらいは買おうと店内を歩いていたら、
　なんと立派なカブトムシ、クワガタ飼育コーナーが
　あるではないですか。驚。

　多種多様の飼育グッズに、
　クワガタやカブトムシ本物までたくさん売られていて、
　母は戸惑いました。
　私が小さい頃は、夜、間違って家に入ってきたし、
　山に行けばたくさんいて取れたよ。
　えさもきゅうりとかすいかの皮とかだったなあ。

　ややカルチャーショックの母を横目に、
　息子はオレの出番だ！と言わんばかりにあれこれ指示するんです。
　かごに止まり木にえさに･･･葉っぱに、ちゃんと買ってねとか。
　それから
「お母さん、カブトムシは夜活動するんだよ。
　夜は元気になるんだよ。
　けど、時々、昼間元気なのもいるから気をつけて」とか。ほほーーーっ。
　ばたばたと飼育がスタートしました。

　しかし、悲しいことに飼育２日目の朝、
　雄が１匹亡くなっていました。
　昨夜かなり衰弱していた子です。涙、涙。

　もともと昨日のうちに職場のAさんから譲り受けて、
　すぐに友人Bに渡す予定だったので、
　私はなにも用意してなかったのですよ。
　段ボールに入れられ疲れてしまったのでしょうね。
　かわいそうなことをしてしまいました。
　庭にお墓を作ります。

　さて、雄１、雌２になってしまった。
　ペアの方がいいんだよね、たしか？

　帰宅が遅い理由

　先日夫から「帰りが遅くなる」というメールが入り、
　それを息子に伝えると、

「また～？！お仕事忙しいのかな？？」と。

　しばし考えて、

「分かった！部長にしかられてるんだよ。」

「あのね、部長が『こらー、こんなんでいいと思ってるのか！』
　って言って、お父さんは『はい、ごめんなさい』
　ってやってるんだよっ。きゃはははは＝＝っ」

　部長と父の一人二役、振り付きでやってくれて、
　結構おもしろかったんだけど、

　父の名誉のために言う
「部長にはしかられてないから。本当に仕事をしているからね。」

　カブトムシ飼育・続編

　８月１２日（金）にやってきた雄２匹、雌２匹のカブトムシ。
　翌朝雄１匹が死に、１４日（日）に雌が１匹死んでしまいました。
　一時預かりで我が家にやってきたカブトムシだけど、
　死ぬとやっぱり悲しい、涙。

　他の雄１匹と雌１匹は一緒にえさを食べたり、
　木に登ったりしてとても仲良しです。
　元気いっぱいです。

カブトムシ飼育

　８月１８日（木）、
　本来の引き取り手がカブトムシを取りに来ました。
　ですが、昼間だったからかマット（土）に潜ってしまって、
　所在を探すのが大変でしたよ。

　雄はマットを何度かほぐすと出てきたので、渡せたのですが、
　結局雌は、マットを掘れども掘れども出てこなくて
（完全に隠れていた）、渡せませんでした。
　仲良しの雄と雌を引き離すことになってしまった～。
　はあ～、ちょっとかわいそう。

　そして、現在、雌１匹を我が家で飼育しています。
　やっぱりどこかから雄を調達した方がいいかなと思っています。

　おまけ【本日のたわごと】

「メスのカブトムシは少し元気がないように思わない？？」

「たぶんね、オスがいなくなったから寂しいんだよ。」

「そうか～。」

「あなたもオスがいないと寂しいでしょう？！」

「まあ、そうね」

「やっぱね」

「オスはオスでも息子がいれば大丈夫だからね」

「･･････（立ち場なし）」

（第139話　ここまで　2011.8.21）　マリン