4月7日、深夜。大きな余震がありました。
余震
私は自宅で眠りに落ちようとしていたときでした。
慌てて息子の頭を布団で覆いましたが、
息子は「お母さん、やめてーー」と寝ぼけていました。
震度5弱の揺れだったようです。
3月11日から約1ヶ月。
少し落ち着きを取り戻して
以前のような日常が戻って来ようとしていました。
余震が続き、少しくらいの揺れには慣れたところでした。
(←こういう言い方は適切ではないかな?)
そんなときの大きな揺れには驚きましたね。
地球エネルギーの大きさを忘れるなよ、
自然を甘く見るなよと言われたようでした。油断大敵。
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余震分布図 |
改めて、備えは大事ですね。
あっ、決して、買いだめや必要以上の備蓄をすることではないです。
家具などの転倒防止対策する、
行動シミュレーションをしておく、
連絡先を決めておくとか・・・
明日4月11日は3月11日から1ヶ月。
一つの節目です。
ありがたい地元の店
3月11日の大地震で、我が家の電子レンジは
吹っ飛んだ衝撃で、壊れてしまいました。
3月12日に自宅で私なりにレンジの修復を試みましたが、無理。
3月16日頃に今度は帰宅した夫が修復を試みましたが、ダメでした。
日頃から、
「直して使えるものは直す。モノは大事に使おう」
がモットーの我が家ですが、さすがに諦めました。
電子レンジがないならないで生活はできるのですが、
やっぱりあった方がいい。
当時は、郡山市内の大型家電店の多くは休みでした。
マイカーのガソリンはほとんどなく、
スタンドでの給油は制限があったり、
あるいはスタンド自体休業していたりする状況でしたので、
車での移動は考えられません。
そこで、近所のパナソニックショップを訪ねることに。
夫が買いに行ったのですが、
店内はまだまだ整理整頓されていない中で、
「電子レンジを売ってください」と言うと、快く販売してくれたそうです。
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電子レンジ |
夫は、担当者としてなんとしても災害対策本部に
行かねばならない立場ですが、
大地震直後の交通機関がマヒしている中、
行く手段をあれこれ考えていました。
(→今はいつものように車通勤)
隣市の二本松から福島へバスが動いていると分かってからは、
家計のためタクシー通勤を止め、
自転車で二本松のバス停まで行くことにしました。
が、自転車のタイヤのパンクとライトの故障があったので、
慌てて近所の自転車屋さんへ駆け込みました。
自転車屋さんも快く修理・販売に応じてくれたそうです。
近所のスーパー(地域密着型の小型店)は、
大地震の翌日3月12日も休まず店頭販売をしていました。
多くのスーパーが休業や店頭販売を続ける中、
毎日開店し、地域のためにとあるものを販売してくれました。
弁当、肉、魚、刺身、野菜などを販売していたのには驚きました。
私も日に日に必要なものを買いに行きましたが、
モノがある安心感を得られました。
また、このスーパーで近所の方や
保育所の保護者と会えたことも嬉しかったです。
やっぱり地元のお店はありがたい。
困ったときこそ地元商店。
夫に「適度な田舎に住むのは強いと思わない?」
と言われたのですが、このときばかりは心底こう思いました。
欧州などで見られるコンパクトシティ。
こういうときもコンパクトシティの強みが発揮されるのかもしれません。
シューズ購入
ようやく、2代目ランニングシューズを買いました。
いろいろ試し履きをして、
選んだのがアシックスのこのシューズ。
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アシックス |
やはり日本人の足にはアシックスのものが合うのかもしれない。
今日は息子と一緒に走る約束をしていたのですが、
風雨のために断念しました。
私、ジョギングを休んで1ヶ月半。
そろそろ少しでも身体を動かさないと
また鉛のように重くなってしまう…
さび付いた身体で再始動するには
息子と遊びながら走るのがちょうどいいかなと思っています。
4月29日に予定されていた
郡山シティーマラソンは中止になりました。
郡山市内は結構、地震の被害が大きいから、やむを得ません。
エントリー料が返金されました。
現金書留で送っていただきました。
市役所も被災している中、
この返金手続きも大変だったに違いない。
この3,000円は走った気になって郡山市内で使うことにしよう。
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3千円 |
それから、来年の郡山シティーマラソンに向けて
またぼちぼち走ろうと思います。
満開の滝桜
福島・三春町の滝桜。
満開でした。
朝早く出発したので、
さほど渋滞に巻き込まれることも無く見られましたよ!
(第131話 ここまで 2011.5.6) マリン
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