1月26日にアパートを明け渡すことにし、年末に不動産屋に連絡をしました。
vs不動産屋
夫が不動産屋に出向き、解約の書類などに記入していると、不動産屋さんから「畳の表替えやふすまの張り替えなどなどは借主の負担でやってください」と言われたそうです。
国交省のガイドラインなどによると通常の使用の範囲での損耗は借主でなく、貸主の負担で修繕を行うことになっているはずです。
それはおかしいと主張する夫に不動産屋は、特約でその旨記載し、契約書にはんこを押していると言ったそうです。
しかし、特約には、修繕が必要かは誰がどういう基準で判断するのか記載されておらず、その点を指摘した上で「オレは修繕の必要はないと思う」と主張。
不動産屋は「いや、費用は敷金から差引きますから、あなたの負担はありませんよ」と言ったそうで、夫はそれに激怒し、「敷金はオレが預けた金だ。お前らが勝手に敷金から引くのはおかしいじゃねえか」と大声を上げたそうな。
そして、ついに奥から社長が登場。
さすがに社長もトラブルはマズイと思ったのか、「明け渡しの日には私が立ち会いますから」と言い、その場はなんとか収まり(押さえて?)帰宅してきました。
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畳の表替え |
でも、やっぱり、おかしい。
私もおかしいと思う。
タバコは吸わないし、普通の生活をしているだけなのに。
しかも、敷金から修繕費用を引くなんて、一昔前の悪徳不動産かと思う。
納得がいかない私達は、正月に若葉マーク付きではあるが弁護士の妹に相談。
彼女曰く、契約書を見てあっさり「平成17年3月の契約でしょ?この条項、消費者契約法に違反してるよ。この条項自体が無効だって言ってやればいいさ」と。
我が妹は、京都で一人暮らしをしていたときに、不当に保証金(関東で言う敷金)を差引かれ、争って3万円ほどを取り戻した実績があります。
→それでも、全額は戻らず、もう少し取り戻せたと悔しがっています。
知恵をつけてもらったので、よし、もうひとがんばりするぞ!!
オレオレ
実家の父に、弟を装う男から電話がかかってきたそうです。
「トモだけど、お父さん?周り誰もいない?」
(なんだか変だなと思いつつ)「おらん(いない)。」
「実は、M大学の先輩にお金を貸したら、先輩がトンヅラしてしまった。お金に困っているから、お金を振り込んで。」
「おまえ、トモと声が違うのぉ。」
「携帯電話を借りて電話してるから、声が違うんだ。」
「おまえ、ふざけるなよ。トモと違うやろ。」
「いや・・・・・(沈黙)・・・・」ぶつっと切れる。
こんな状況だったそうです。
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オレオレ詐欺 |
その後、「絶対、息子(弟)ではない」と思っていても、心配になり、弟に電話をしたそうです。
弟は・・
「ボク、電話してない。仕事中ですから!
お父さん、それ、オレオレ詐欺やろっ」
・・ときっぱり否定し、安心したそうです。
弟がM大学卒業していることを調べたところまではよかったが、弟は東京弁は話しません。
コテコテの讃岐弁です。
しかも、父そっくりの声をしています。
親なら分かります。
それでも、一瞬、「もしかしたら・・・」と思うそうです。
気をつけなくてはいけませんね。
(第19話 ここまで 2019.7.30) マリン
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