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10 「大熊町小塚の山道」
5月から数回にわたり大熊町の史跡調査に同行させていただきました。大熊町は「原発」という負を抱えていながらも豊かな自然、動植物たちが今もなお「生きて」いて、そこが豊かな「地」であることをあらためて確認できました。大熊町という場所は、原発事故で写される画像ばかりでなく、人と自然のかかわり方、これからの世界の在り方を「経済・金・常識」という現代の妖怪(化け物達)の幻影をはるかに超えて、人のいない自然・里山などが「現実(リアル)」突きつけてくる・・・そんな場所です。
(写真:大熊町小塚の山道・・・舗装された道路も3年間放置されるともちろん車では入れない。)
(2014.6.30)Kotuka Ookuka |