PART
10 「修羅場」
校舎入口の事務局・・・。修羅場。
余裕なんて全くない。
この震災のこの事故の中で住民との
板挟みになりながら一番つらい立場で
最前線で働いて…生きていた人たち。
ここは常に住民からのクレームの嵐だ・・。
ストレスを感じている
感覚もないくらいの修羅場だ。
避難している人たちもそれはわかっていても
この窓口にしか思いをぶつけられない。
ここの事務局は職員が自分で考え動く、
情報を集める、全てをここで、
この場で判断し、決断し、実行。
問題が出れば解決策を考え実行する、
改善策を考える。常に待ったなしだ。
(2011・4・2 南相馬・旧相馬女子高避難所) |