PART
8 「避難所」
「南相馬市避難所」
旧相馬女子高の校舎。中には600人近い避難者。もちろん毎日入居者は入れ替わる。
廃校になった学校なので空き教室がたくさんあり、
TVで見るような体育館に大勢の避難者…という状況とも違っていた。
原発事故後「30キロ圏外へ避難所を」ということでここが選ばれたのだろう。 震災後2週間でさまざまなルール、規律、設備、が廃校だった学校を蘇らせた。
各学級、校長室、職員室、応接室などに基本は「家族、集落、親せき単位」で入居。校舎が居住スペース。その他体育館が2つあり、ひとつが支援物資置き場。もう一つは遺体安置所だった。4月1日には移転済み。
2年前の4月のこと。 |