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9 「獅子頭」
3月15日にアップした神楽の獅子頭が福島民友新聞に掲載されていました。
会津短大の井波純先生が修復したのですが、「見た目」の修復のみならず構造上の修繕も含め専門スタッフと検討を重ね苦労の末に完成した「獅子頭」です。
最初、南相馬市萱浜の被災した消防車の中に置き去りにされていた状態を覚えていますが、「漆」の力で見事に甦りました。
この獅子頭が「神楽」となるにはコミニュティの復活が必要です。この修復した獅子頭が使い込まれ地域に愛されることがもっとも重要なことで井波先生もそれを一番に願っていることと思います。
これから必要なことは、ー目に見えぬ人のつながりを一本ずつ丁寧に紡いでいくこと…文化・アートの力です。 |