PART
6 「黄泉の国から」
終えることもままならない
始めることさえゆるされない
このまま福島は神話の世界になってしまうのか
危機に対する意識が
ゆるむにつれて
このまま流されてしまうのか
確実に黄泉は生成されている
もしかしたら
純度を高めているかも知れない
淡々と進んでいく時間に
阻まれてはいけない
※使用済み核燃料プールに水没した鉄骨の撤去作業が行われていたのだが、作業中鉄骨が破断。プール内には落下しなかったが作業は終了。長さ20メートル13トンの鉄骨。遠隔操作のクレーン2台で持ち上げ落下したそうだ。東電は今後プールに瓦礫落下防止のカバーを設置、周辺のコンクリート片の撤去を本格化する。福島民友2013/2/7記事より。 |