◆ますます混迷するウクライナ情勢

今日も暖かい日です。
日本では　コロナ　もとりあえず落ち着いて
まだまだ　高止まり　ですけど、
平和　な日々が続いています。
TVでももはや　コロナ関連　と言うより
ウクライナ問題で連日色々　またまた　専門家　が出てきて
賑わっています。
特に最近は　中国関連　の話が出てきています。
どちらと言うと　中国寄り　に方々は
・・・当事国以外で一番困っているのが　中国　です。
なんて意見も結構ありますし、
・・・ここは　ロシア　ウクライナ　両方仲が良い中国の出番
なんて話も出ていますが、
人気ドラマの台詞を借りれば
・・・俺のとは違うな！
と思ういますよ。
前も書きましたが、いま一番喜んでいる
そんな事言うと　語弊　がありますが、
実の所　ほくそ笑んでいる　のが実情かと。
理由はいくつかあります。

第一に　この戦争は中国には何の関係も無い
勿論　中国　は両国ともに結構深い関係があり、
この戦争が続けば　経済　にも影響があります。
それでも　経済以外　の実害がない。

第二に　その上で例えば　ロシア圧勝　したとして
この戦争は　ロシアVS独立国(ウクライナ) です。
その上で　ウクライナ　に対して　属国となれ　と言う事
それが　認められて　他国際社会　がそれに何もできない
という事であれば、
中国　にとって　台湾　香港　はあくまで　国内問題
例え　武力　で　制圧しても　問題無し
と言う　前例　ができてくる。

第三に　さらに　ウクライナ勝利　で終わったとして
ロシア　の　ダメージ　はかなり大きいものになる。
プーチン氏失脚　はあっても　ロシア崩壊　は無い
ただ何も無い事にもならない。
戦争終結=ロシア制裁解除　と言う事にはなりません。
まあだからこそ　ロシア　も後には引けないという事になるのですが
そうなった時正に　漁夫の利　で　中国　の利益に
中国　は確かに　広い国土　がありますが、
その昔　万里の長城　建設で大量の　森林伐採　が行われ、
国土の多くが　不毛の土地　になっています。
ロシア　も一見　広大なシベリア　は　不毛　に見えますが、
とてつもない　森林資源　があり、
そして　石油　天然ガス　石炭　などの資源も豊富
でも　経済制裁　で　輸出　もままならない。
そもそも　通貨(ルーブル) が暴落していて
輸出　しても利益が少ない
そんな時　同じ共産圏(厳密には違う) の　反米国　として
中国　が　人道目的　として　手を差し伸べる。

ロシア　が勝っても　負けても
世界の　対ロシア　の感情は悪くて
経済的　に厳しいものになります。
今や　中国　は　経済的に　ロシア　を上回っていますが、
軍事的　宇宙開発　化学分野　においては　ロシア　が上です。
ロシア　を　取り込めれば
念願の　打倒アメリカ　も夢では無い。
まさにこの戦争は　静観　する事が一番なのです。
ロシア　にしても　中国　を敵に回す事は　得策　では無い。
まさに　四面楚歌　になりますから。
同じ　国連常任理事国　として
国連決議に参加しないでくれればそれで良い。

まあこの戦争(実はもっと前から続いている)でわかった事。
結局は　我が身は我が身で守る　という事。
ウクライナ政策　が悪かったとは言いませんが、
卑怯なコウモリ　なんて話がありますが、
色々諸事情はあるかと思いますが、
早い段階で　EU・NATO にも　ロシア側　にもつけなかった事で
直接的な支援が受けられなくなってしまった。
これは　日本　でも良い教訓になるかと
反米思想　完全独立(中立) も良いけれど
あえて　ロシア　プーチン　がそうだとは言いませんが、
完全なる　恐怖の大魔王　が現れた時
我が身を完全に守る術　を身に付けるか
強い同盟関係(相互扶助)　を持つか
選ばないといけないという事。
改めて色々　議論　の必要があると。
憲法改正　核保有　とかも含めて
聖域なき議論　が迫っていると。

誤解されるといけませんが、
日本は核保有すべき　と言うのではありません。
議論　する事を　拒否　してはいけない
という事です。
実際に　他国　に頼っているわけですから。

　《掲載：2022.3.4》by GIN

葉羽　まあ、未だに永世中立が一番いい道だと考えている人も居ますが、今回の騒乱を契機に、そんな夢物語は今の世界に通用しないという認識が広がっていると思います。