◆犬物語…悲しい別れ／モコちゃん

今日はまた暖かかったです。
と言うよりもむしろ暑かったくらいですが、
明日はもっと暑くなるとか？

此処へ来て　９月　に新学期を始める？
新学期と言うより新学年？
前も書いた記憶があるのですが？
私は　新年度　は　９月始まり　が良いと思うのです。
世界基準？みたいなこともあるし、
よく言われる　グローバル　と言う観点からも、
やはり　９月新年度　の方が色々と都合が良いと？
外国企業に就職も海外留学も　９月　になりますからね。
日本のように　４月　だと時間的に合わない。
それに何より　１月２月　が入試時期となりますから、
雪国の受験生にとっては毎年大変です。
今は　コロナ19　ですが、
毎年　通常のインフルエンザ　や　流行感冒　がありますから。

以前この　コロナ19　の初めの頃書きましたが、
日本だけでなく世界中で大きく変わるかもしれません。
ウィルスの脅威もそうですが、
タイミング的に歴史上大きな転換期になるかもです。
世界中で行われている　リモート　による　ＴＶ会議とか
今や　ＴＶ宴会？　カラオケ？　何て言うのも当たり前？
スポーツも　ｅスポーツ　がかなり脚光を浴びてきました。
ＡＩと通信技術で世界は　仮想現実　の世界に？
更に　都市伝説　なんかで言われていますが、
世界中がネットに繋がる事で、
世界中の人が繋がる事・・・つまり管理することも可能です。
クラウド　なんて格好の良い呼称ですが、
結局は　個人？企業？国？　の　サーバー　に
個人情報のすべてを入れると言う事です。
しかも　ＧＰＳ　とかで行動範囲も特定される。
ＳＦ映画の世界になってきますね。

モコちゃんですが本当に良い子でした。
優しくて頭が良く、とても穏やかで、
これは　飼い主に似た？・・・
どこかで　それは違う！反面教師だ！　と言われそうですが。

ただ前にも書きましたが、
手術が出来ないので、避妊手術も難しいと。
結局は高齢になって　乳腺　が腫れて来ました。
心臓も少し悪く、最後３年くらいは毎日薬を
基本犬の薬も人間と同じなんです。
量は違いますけどね。
調べたら私が飲んでいる薬と基本同じ薬です。
何もそんなところも似なくていいのにね。

薬は飲んでいても基本元気だったのです。
少し　太り過ぎ　で足腰も弱くなっていました。
ダックスはもともと　ヘルニア　が多い犬種です。
そんなこんなで容態が急変しました。
かかりつけの獣医さんは本当に親切で良い所でしたが、
事情があって自分の所では　手術　とか出来ません。
そこでそこの先生の紹介で地域の大きな動物病院へ。

数日前から朝方容態が悪くなり、
点滴治療で回復と言う事を繰り返していました。
とりあえずその病院で　精密検査　をすると言う事で
病院へ連れて行きました。
5人位獣医さんがいる設備も立派な病院です。
紹介と言う事で　院長　自ら診察をしてくれました。
調べたところ　手術　すれば　治る　と言う事でした。
私からも紹介してくれた先生からも
手術　は難しいと説明しましたが、
最新の設備が揃っているから、
最悪の事態にも対処出来るとの事でした。

薬ではもはやどうにもならないし、
このまま治療してもあと1週間持つかどうか？
そんな事を言われました。
手術が出来ればかなりの確率でもう少し長く生きて居られる。
そんな事も言われました。
これも前に書きましたが、私は獣医にあまり良い印象が無い。
悪い予感もありましたが・・・望みがあるのなら？
そう決心して　手術　を決めました。
ただ体力的に様子を見たいとの事で、
とりあえず　一晩　入院して良ければ朝に　手術　をする事に。
悪い予感・・・いやな感じがしたのも事実です。
でも　病院　ですから・・・信じないとね。
別れ際モコちゃんは　悲しい顔　していたのを覚えています。

翌朝早くに電話がありました。
画面には　動物病院　の表示があります。
この時、この瞬間・・・悟りましたよ。
病院の診察時間前ですからね。
数秒携帯の画面を眺めて・・・電話に出ました。
内容は　とにかくすぐに来て欲しい　との事でした。
まだ生きているとの事でしたが、
おそらく機械で　無理やり？　の状態だと。
急いで車で駆けつけると、
勿論そんな状態でした。
何か説明をしていましたが・・・よく聞き取れない。
確かに機械には反応していますが、
私が声をかけても反応しません。

先生の　機械を外しても良いですか？　と問いに、
ただうなずくしかできませんでした。
外した瞬間ドラマで見るような機械の画面表示と
ピーと言う空しい音が流れ、
モコちゃんは旅立ちました。
先生にはたいそう謝られましたが、
手術の失敗　と言う事でも無いし。
紹介してくれた先生にも報告をして、
こちらも謝られましたが・・・仕方ないしね。
ただ最後に看取れなかった事・・・
最後の夜に寂しい思いをさせてしまった事
それが残念でなりません。

　《掲載：2020.5.1》by GIN

葉羽　一年前、親父が亡くなった時は、前の晩まで一緒に居ました。急変した当日は、ちょうど訪れていた親父の妹が看取りました。いずれにしても悲しいことですね・・。