【日々回顧館だより】#021〜おちょやん3つのエピソード
朝ドラ『おちょやん』も、15日の大団円に向け最佳境入り。
今日はラジオドラマ「お父さんはお人好し」の1時間特別版をめぐる場面だった。
ついこの間『エール』が終わったばかりだと思っていたら、『おちょやん』ももうすぐ終わってしまうのか。
朝ドラも、昭和48年の『北の家族』までは1年を通してやっていたのに、半年ワンクールでは回転が速すぎるね。
ところで、せっかくなので『おちょやん』に因むエピソードを3つご紹介。
エピソード① 「最終回まで生きていて欲しかった…」との声が高かった栗子が亡くなったことが今日、ナレーションだけで知らされる。
この栗子を演じたのは宮澤エマ。なんと、あの宮澤喜一元首相の孫だ。父親は駐日米国大使館の元首席公使だというから驚く。〈写真①〉
エピソード② 女優の天海祐希が、人気女優・箕輪悦子として劇中のポスター上のみに登場。来週の最終回までに登場するかどうかは不明。〈写真②〉
エピソード③ 鶴亀撮影所の守衛役に3代目渋谷天外(2代目渋谷天外(ドラマでは成田凌が演じる天海一平)の次男)。
実父と別れた前妻・浪花千栄子(おちょやん)の若き日を見守るという粋な役どころ。
藤山寛美死去後の松竹新喜劇の代表を務めている。〈写真③〉
なお、実際の「お父さんはお人好し」は次の通り。お父さん役は花菱アチャコ。
ドラマで花車当郎(アチャコ)役を演じている塚地武雄が実にいい芝居をしている。他のドラマにも出ているが、ひょっとしてお笑いよりも役者の方が向いているかも知れない。
◉ ラジオドラマ お父さんはお人好し
https://www.youtube.com/watch?v=fYCFM8y1Lkw
毒舌亭(2021.5.12up) |