【昭和 listen】#136〜おもいで酒(昭和54年)
毎日毎日あきれ果てるばかりの政治ニュースの連続、常に同じ顔ぶればかりのお笑い芸人のピン芸やじゃれ合いを垂れ流すばかりで、テレビを観るのは正直飽き飽きだ。
そんなときにはテレビを消して演歌を聴くに限る(笑)。
懐メロ番組でも今じゃほとんど登場しないであろう昭和の名曲は、「ラスボス」、「メガ幸子」こと、さっちゃんの200万枚売れたこの代表曲(昭和54年)。
私がケースワーカーをしていた頃の曲だ。
彼女の歌を最初にラジオで聴いたのは、前回の東京オリンピック開催年(昭和39年)に発売された、古賀政男作曲の「ウソツキ鴎」(20万枚のヒット)だったが、「おもいで酒」はこれを遙かに上回るメガヒットになった。
この間、相当の苦労があったらしい。
美川憲一とのド派手、超巨大な衣装対決が見られなくなって久しいが、最近は水森かおりや氷川きよしがその分引き継いでいるから止むなしと言うほかないか。
♬ おもいで酒/小林幸子
毒舌亭(2021.3.3up) |