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 NO-191 We Are The Worldは何度でも
毒舌亭Presents
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【常緑音楽館便り】♯1307 〜We Are The Worldは何度でも

 1985年、Harry Belafonte(ハリー・ベラフォンテ, 1927-)の構想をもとに、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で、キャンペーンソング「We Are The World(ウィ・アー・ザ・ワールド )」が作られ、Michael Jackson(マイケル・ジャクソン, 1958-2009)を始め著名なアーティスト45名が「USA for Africa(USAフォー・アフリカ)」として集結、歴史的なセッションが行われた。

 2010年、今度はハイチ地震による被災者支援を目的に、Quincy Jones(クインシー・ジョーンズ, 1933-)とLionel Richie(ライオネル・リッチー, 1949-)の呼び掛けに応じて、90人近くのアーティストが集い、同じ曲を「We Are The World 25 Years for Haiti(ウィ・アー・ザ・ワールド:25 フォー・ハイチ)」のタイトルで再レコーディングした。

 そして今年2020年、新型コロナウイルス感染症 COVID-19の世界的大流行に直面し、ライオネル・リッチーの呼びかけを受け、ニューヨークと世界に希望と癒しをもたらそうと、3度目のレコーディングが企画された。
ところが、アメリカでは外出禁止令が出ているため、多人数で1つの場所に集まってレコーディングを行う事は難しいことから、必ずしもメジャーではないが米国ロングアイランドの音楽シーンで活躍する70人以上のメンバーがネット上で団結してのコラボ共演が実現した。
悪い面も多々あるが、社会的課題に対するアメリカのアーティストたちの団結力、行動力は目を見張るものがある。アメリカの良心的側面を表すものだろう。

 Evergreen Music通算1307曲目。

 ♬ We Are The World 2020(The Quarantine Mix, Long Island)/Various Artists

毒舌亭(2020.5.13up)

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♬ We Are The World 2020(The Quarantine Mix, Long Island)/Various Artists

 

 

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