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 NO-177 時代を映した受賞作品
毒舌亭Presents
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【時代を映した受賞作品】

 第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞に『新聞記者』が、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞には、この映画でW主演した松坂桃李と韓国女優심은경(シム・ウンギョン)が輝き、主要3冠を獲得した。

 官邸記者会見で、内閣記者会の弱腰・迎合記者連中を尻目に徹底的に菅官房長官を追及する現役の東京新聞社会部・望月衣塑子記者のベストセラーを原案として官邸とメディアの攻防を描く社会派サスペンス作品で、私も観た映画だ。

 いろいろ紆余曲折があったようだが、政治に関する芸能界の発言がタブー視される雰囲気の中で、勇気を奮ってこの作品を創り上げたスタッフと出演・受賞したご両名、そしてこの映画を選定することで表現・表現者を支える映画人の心意気を示した関係者に拍手を送りたい。

 COVID-19でいよいよ末期症状に陥りつつあるこの国の政治・政権の有り様を見るに付け、今日の受賞はまさに時宜を得た結果となった。

🎬 新聞記者/予告編

毒舌亭(2020.3.11up)

※(葉羽)毒舌亭さんは(新作なので)バックナンバーを振りませんでしたが、葉羽が予告編のリンクを貼って掲載しました。

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🎬 新聞記者/予告編

 

 

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