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 NO-162 Spring has come, Ghosn has gone-1
毒舌亭Presents
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葉羽葉羽 今回は紹介作品数が多いので、前・後編でお届けします。

【常緑名画座便り】#023〜028 &【常緑音楽館便り】#1250〜1251   Spring has come, Ghosn has gone-1

 温かく凪(なぎ)で長閑(のどか)な正月。春が来たようだが、旧臘どん詰まりの日に、かのゴーン氏はこの国を去った。

 日本の現行刑事司法制度に照らせば違法・不正出国であることは違いない。

 一方、これまでの過程で、「市民的及び政治的権利に関する国際規約」(国際人権(自由権)規約)(日本は1979年に批准)に違背し、国際規約人権委員会や国連拷問禁止委員会が数度にわたり廃止勧告を行い、アムネスティ・インターナショナル、国際法曹協会など多くの国際人権団体・NGOが批判の声を上げている日本の「代用監獄」制度の問題(森友の籠池夫妻もそうだった)を考え合わせると、そう単純に非難するばかりではいかがなものかとさえ思う。

 むしろサスペンス映画を地でいくようなスリリングな展開に、不謹慎ながらある種の痛快感も感じられないではない。

 映画といえば、監獄や収容所などからの「脱獄/脱出/脱走」モノは映画化しやすく結構ヒットするというジンクスがあるそうだ。

 現に、次のようなヒット作がある。

 Evergreen Motion Picture 新春第1弾(通算23〜28作目)としてご紹介。

 ◉ ショーシャンクの空に(原題:The Shawshank Redemption)   1994年(日本公開1995年)
  監 督:フランク・ダラボン(Frank Darabont, 1959-)
  主 演:ティム・ロビンス(Tim Robbins, 1958-)
  内 容:刑務所からの脱獄
  映画賞:第19回 日本アカデミー賞外国作品賞 第69回キネマ旬報ベストテン 外国映画作品賞、読者選出外国映画監督賞、読者選出外国映画ベスト・テン第1位  第50回毎日映画コンクール 外国映画ベストワン賞  第20回報知映画賞外国作品賞
  予告編:https://www.youtube.com/watch?v=BOoBp-fL-aw

 ◉ ミッドナイト・エクスプレス(原題:Midnight Express)
  1978年(日本公開1978年)
  監 督:アラン・パーカー(Alan Parker, 1944-)
  主 演:ブラッド・デイヴィス(Brad Davis, 1949-1991)
  内 容:刑務所からの脱獄
  映画賞:第51回米アカデミー賞脚色賞、作曲賞  第4回LA批評家協会賞音楽賞  第36回ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ)、助演男優賞、脚本賞、音楽賞、新人男優賞、新人女優賞  第32回英国アカデミー賞監督賞、助演男優賞、編集賞
  予告編:https://www.youtube.com/watch?v=lhuutAnXBzQ

 ◉ 大脱出(原題:Escape Plan)
  2013年(日本公開2014年)
  監 督:ミカエル・ハフストローム(Mikael Hafstrom, 1960-)
  主 演:シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone, 1946-)、アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger, 1947-)
  内 容:刑務所からの脱獄(シリーズになった)
  映画賞:ー
  予告編:https://www.youtube.com/watch?v=gIaEZ9k16rU

 ◉ アルカトラズからの脱出(原題:Escape From Alcatraz)   1979年(日本公開1979年)
  監 督:ドン・シーゲル(Don Siegel, 1912-1991)
  主 演:クリント・イーストウッド(Clint Eastwood, 1930-)
  内 容:刑務所からの脱獄
  映画賞:ー
  予告編:https://www.youtube.com/watch?v=-FsENYvEWbE

毒舌亭(2020.1.8up)

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◉ ショーシャンクの空に

 

 

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