【常緑音楽館便り】#1117 Italian Comedy
Evergreen Music通算1117曲目は、イタリアの映画ジャンルの一つ、「イタリア式コメディ」を代表する作品である1964年のイタリア・フランス合作映画『誘惑されて棄てられて』(伊Sedotta e abbandonata / 仏Séduite et abandonnée)のテーマ。
監督は、『鉄道員(Il Ferroviere, 1956)』『刑事(Un Maledetto Imbroglio, 1959)』で監督・主演を、また、上記「イタリア式コメディ」の代表作『イタリア式離婚狂想曲(Divorzio all'italiana, 1961)』の監督を務めたピエトロ・ジェルミ(Pietro Germi, 1914-1974)。
作曲は、イタリアのカルロ・ルスティケッリ(Carlo Rustichelli, 1916-2004)。
上記『刑事』のテーマ曲「死ぬほど愛して(Sinno Me Moro)/ 娘のアリダ・ケッリ(Alida Chelli)」や『ブーベの恋人(La ragazza di Bube)』(1963)のテーマ曲などを手掛け、ヒットした。
ヴォーカル・バージョンのサントラで。
♬ L'onuri di ascaluni(誘惑されて棄てられて) / Pino Ferrara(ピノ・フェルラーラ)
毒舌亭(2018.4.25up) |