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 NO-577 名画はいらんかいな
毒舌亭Presents
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【常緑名画座だより】#73 兼
【常緑音楽館だより】#1432〜名画はいらんかいな

 現在、福島市内の映画館は2館で、市民出資による地場映画館「フォーラム福島」の6スクリーン、シネコン(シネマコンプレックス)のイオンシネマ福島(旧ワーナー・マイカル・シネマズ福島)の9スクリーンの計15スクリーン。結構多い。

 サブスクのネット動画等により映画鑑賞が多様化している現在だが、そんなものがなかった戦後日本の最大の娯楽装置は映画館だった。

 その映画・映画館全盛時代の昭和30年代、市内には、福島松竹、福島日活劇場、東宝、福島東映、福島大映、国際、文映、名画座、テアトル福島、福島中央劇場、福島セントラル劇場、福島第一、福島ニュース映画館、駅前国際などそれぞれ独立した建物の15 館があったそうだ。数の上では現在と同じだ。

 このうち名画座は県庁の近くにあった。古くは「名画」を上映していたのかも知れないが、私がこの市に住み始めた頃は成人映画専門館だったような記憶がある。

 願わくば、現在15スクリーンあるうちの一つで良いから、往年のいわゆる「名画」を専門に上映してくれる常設映画館「新名画座」が出現してくれないかなと思う。

 今日自宅で観た映画は、1956年公開のフランス映画「Des Gens Sans Importance(邦題「ヘッドライト」)」。

 出演は、Jean Gabin(ジャン・ギャバン,1904-1976)、Francoise Arnoul(フランソワーズ・アルヌール, 1931-)など。

 初老のトラックの運転手を演じたギャバンと宿屋の女中を演じたアルヌールとの間の哀感を滲ませたメロドラマだ。

 前述の「新名画座」でこんな映画をやってくれれば、興行収入記録を次々と塗り替えている『国宝』や『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』には行かない私でも、勇んで馳せ参じるのだが。。。

 なおJoseph Kosma(ジョゼフ・コズマ, 1905-1969 )作曲によるテーマ曲が実に素晴らしい。哀感に溢れた、いかにも映画音楽らしい曲だ。

 Evergreen Motion Picture通算73本目 兼 Evergreen Music通算1432曲目。

 🎥 Des Gens Sans Importance(ヘッドライト)/ Trailer(予告編)
  https://www.youtube.com/watch?v=PicAYBjeY6U&t=10s

 ♬ Des Gens Sans Importance(ヘッドライト)/ Original Soundtrack(サントラ)
  https://www.youtube.com/watch?v=ef55eXSP_kc

 

 以前は手動の刈込鋏を使用していたが、今回はヤフオク!で廉価で入手した電動ヘッジ・トリマーを使用。

 なので簡単に実行できたが、なにせシルバー人材センターが雇ってくれそうもないド素人仕事。

 できあがりは100点満点の10点。とはいえ、さながら、私もお話したことのある脚本家・山田太一さんの代表作『ふぞろいの林檎たち』に出たバラエティに富む女優たちのように変幻自在の趣がする。

 あの木が手塚理美、その木が石原真理子、あれが高橋ひとみ、これが裕木奈江、それが中谷美紀・・・なんだか、そんな気がしてきたぞ。

 おまけ:♬ いとしのエリー〈Live 2018(『ふぞろいの林檎たち』主題歌)〉 / サザンオールスターズ
  https://www.youtube.com/watch?v=htMGeeLObNM

毒舌亭(2025.12.17up)

♬ Des Gens Sans Importance(ヘッドライト)/ Original Soundtrack(サントラ)

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