葉羽 NO-543「これが昭和だ、昭和の歌だ。」で採り上げた二曲のうち、今回は『昭和枯れすすき』に焦点を当てて再掲しました。
   
【昭和 listen】#284 昭和枯れすすき
今年は昭和100年(兼戦後80年)。鶴田浩二の『傷だらけの人生』ではないけれど、世の中「何から何まで真っ暗闇よ すじのとおらぬことばかり」。
まともに、真面目に、前向きに生きていくことのああ儚(はかな)さよ、と溜息をつき、夜毎うなされる。
どれ、たまには曲名に「昭和」と名の付く歌でも歌ってパッと気を晴らそうか。
さくらと一郎が昭和49年に発売し、150万枚を売り上げ、オリコン年間ヒットチャート1位を記録した『昭和枯れすゝき』(※さくら(初代)さんは福島県二本松市出身)。

たしかTBS系「時間ですよ」のBGMとして流れていたと記憶する。
・・・名曲ではあるが、中身がいかにも暗い。暗すぎる。
「♪貧しさに負けた いえ世間に負けた いっそきれいに死のうか」だもの。う〜ん、選曲を誤ったか(笑)
♬ 昭和枯れすゝき / さくらと一郎
https://www.youtube.com/watch?v=TNNLI8Xer8A
毒舌亭(2025.5.14up)
    
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