【昭和 listen】＃257〜男と女のお話（昭和45年）

　15日公示、27日投開票の衆議院議員総選挙を目前に、裏金問題で石破総裁から非公認とされ、会津を中心とする本県3区に無所属で立候補すると表明していた自民党の菅家一郎氏が、急遽、出馬を取り止め。

　党本部に逆らい菅家氏を応援すると言っていた自民党県連は、後任候補者として、これまた裏金で１次公認候補予定者に含まれず、立候補を断念したばかりの比例東北の上杉謙太郎氏に土壇場で変更、上杉氏が今日立候補を表明したというから、前代未聞のゴタゴタ、大混乱。公認なんて出せるのかね？

　会津と言えば、総理の座を蹴った頑固一徹の会津っぽ、元副総理・伊東正義さん（1913-1994。私は伊東さんの葬儀の弔辞を書いた）を思い起こす。さぞや後輩議員の堕落ぶりを泉下で嘆いていることだろう。「会津の面汚しだ」と。

　会津の有権者の皆さん、会津藩の「什の掟（じゅうのおきて）」＝「ならぬことはならぬものです」を忘れることなく、毅然とした投票行動で自分の意思を貫いてください。

　昭和 listen 通算257曲目は、この曲。歌詞が菅家さんにぴったりだ。

　♫ 恋人にふられたの
　 　よくある話じゃないか
　　 世の中変わっているんだよ
　　 人の心も変わるのさ

　〜菅家さんを囲んで飲んだくれたこともある不肖・毒舌亭より〜 　

　♬ 男と女のお話 / 日吉ミミ（平成23年歿）
　　https://www.youtube.com/watch?v=8iyMri8rx1A

毒舌亭（2024.10.16up）