【外伝】近況について
年度替わりに前後して、COVID-19、介護判定+施設検討、ガン精検、越県転居、越県入学、諭吉大枚逃亡など身辺で怒濤の出来事が相次ぎ、また、エコーチェンバー現象や認知バイアスに若干辟易してきていることもあって、スマホ、FBを含むSNSとのほぼほぼ離縁生活が1カ月以上も続いておりましたが、ようやく落ち着いてきたので,本日からFB再開に至りました。
この間不義理を重ね、お怒りの皆様にお詫びを申し上げる次第です。
さて、再開第1号の話題は、ビンテージ製品の再起動の件。それは、自宅にあったSONY製オープンリール・デッキ。
10号(10インチ=25cm)の磁気テープを駆動する重量なんと26.5Kgのテープデッキですが、数年前から駆動系システムが不調になったので兵庫県の修理専門業者に修理を依頼。1カ月かかってようやく完了し、戻ってきました。完全復帰です。
外観(駆体)はほぼピカピカなのでまさに新品を得た感じです。この製品の製造年は1977(昭和52)年。なんと47年前に作られたもので、ビンテージ中のビンテージといっても過言ではない代物です。通常家電製品の部品補償は7~10年程度であることを考えると、ほぼ半世紀を経ての奇跡の復活に感動あるのみです。
指一本でクリックしたりフリックしたりすることで操作できるスマホと違い、テープを1本取り付けるだけでも手間暇がかかるのが逆に心地良く、「アナログ万歳」の心境です。
最近はサブスクが主流でCDが売れず、むしろアナログレコードが売れているということですが、目に見えずクラウド(空間)を行き来し右耳から左耳に単純に音が流れるだけでは、ちっとも音楽を味わう感動は得られないということがようやく分かってきたということなんでしょうね。
Convenient(便利さ)だけが人生の楽しみではないですよね。
毒舌亭(2024.5.15up) |