【常緑音楽館だより】#1409〜#1412 胸を打つ戦争映画音楽
ウクライナとガザでの戦争は終わりを知らない。
メディアは次第に情報提供のボリュームを落としてきている。 特にウクライナについては、ほとんど報道しなくなってきた。
戦争犯罪、ジェノサイドの現状を見て見ぬふりをしようとしているとさえ思えるように変わってきているように感じる。それでいいのか?
非条理、理不尽な戦争はなぜなくならないのか。
映画の世界では、プロパガンダ、戦意高揚を目的とするものを含め、あまたの戦争映画が作られてきた。
しかし中でも次の映画は、優れたテーマ曲が戦争の非条理、理不尽さを静かに、しかし力強く訴え、強く我々の胸を打つ。
♬ Merry Christmas Mr. Lawrence(戦場のメリークリスマス) / Ryuichi Sakamoto(坂本龍一)
〈from the Movie “Merry Christmas Mr. Lawrence” / 戦場のメリークリスマス, 1983〉
https://www.youtube.com/watch?v=z9tECKZ60zk
♬ Chopin Nocturne No. 20(ショパン夜想曲20番) / Wladyslaw Szpilman(ウワディスワフ・シュピルマン=ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ホロコースト生還者)
〈from the Movie “The Pianist” / 戦場のピアニスト, 2002〉
https://www.youtube.com/watch?v=n9oQEa-d5rU
♬ Schindler's List(シンドラーのリスト) / Ellen Klodová(エレン・クロドヴァ=チェコのピアニスト)
〈from the Movie “Schindler's List” / シンドラーのリスト, 1993〉
https://www.youtube.com/watch?v=1h0yEysiYHw
♬ Is Paris Burning(パリは燃えているか)/ Takashi Kako Quartet(加古隆クァルテット)
〈from “NHKスペシャル「映像の世紀」” & “「映像の世紀 バタフライエフェクト」”〉
https://www.youtube.com/watch?v=HLEKnAGQalI&t=22s
毒舌亭(2024.4.3up) |