【昭和 listen】#210 - #211 〜TOKYO 1964前後の歌謡曲
NHK朝ドラ第105作『カムカムエヴリバディ』が好調のようだ。
「安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)と、三世代の女性たちが紡いでいく、100年のファミリーストーリー」とNHKは喧伝する。
現在は、二代目ヒロインるい(深津絵里)編。時代は昭和30年代、前回の東京オリンピックの前後。
番組の内容はさておき、BGMで流れる昭和の楽曲に注目している人は少ないものと思われる。
この前は、ジョーこと大月錠一郎(オダギリ ジョー)にひっかけたのか、アイ・ジョージの『硝子のジョニー』(昭和36年)が、今日は松島アキラの『湖愁』(昭和36年)がバックに流れていたのをお気づきだっただろうか。
選曲したのはプロデューサーなのかディレクターなのかは知らぬが、時代背景を良く勉強している。
そのデンで行けば、ひょっとして次に登場する曲は、
◉ 仲宗根美樹『川は流れる』(昭和36年)
◉ 城卓也『骨まで愛して』(昭和41年)
◉ 五月みどり『一週間に十日来い』(昭和37年)
◉ 北村菊江『潮来花嫁さん』(昭和35年) だったりして(笑)。乞うご期待。
なお、五月みどりが昭和38年にNHK紅白歌合戦で披露した『一週間に十日来い』歌唱時の瞬間最高視聴率は、今では絶対に考えられない驚異の85.3%だったことを併せてご紹介したい。
また、アイ・ジョージ(88歳)、松島アキラ(77歳)、共にご健在であることも付記しておきたい。
〜あの時代を経験しているからハッと思い出した不肖・毒舌亭より〜
♬ 硝子のジョニー / アイ・ジョージ
https://www.youtube.com/watch?v=vagr_w6junk
♬ 湖愁 / 松島アキラ
https://www.youtube.com/watch?v=xskT_7GMz-E
毒舌亭(2022.2.2up) |