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第560話  「マルテの手記」を読んで考えた



by ちぃな ちぃな
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 リルケの詩「マルテの手記」を読んで考えた

ちぃな リルケの詩「マルテの手記」を読んで考えた。

 ・・・・・中略・・・・・
 一つの詩のために、たくさんの街や、人間や物を見なければならない。
 ・・・・・中略・・・・・
 思い出がぼくたちの中で血となり、まなざしや仕草となり、もはやぼくたち自身と区別がつかなくなって初めて、ごく稀な瞬間に、詩の最初の言葉が思い出の中心に浮かび上がってきて、そこから出発するということがありえるのだ。

 「マルテの手記」

 アーティゾンミュージアムの壁に展示されていたリルケの詩「マルテの手記」と、その和訳。

 

 アーティゾンに行ったのは、モネの絵に会うためでしたが、思いがけずも素晴らしい出会いだったのが、この壁でした。

 私も、時々、突然詩が降ってきます。
 普段はいろんな事を感じたり考えたり、
 本やエッセイを読んでは思い出し、拾い上げて、
 また感じたり考えたり思い直したり、ぐるぐる回る。

 それが、自分の中にある程度文章として整理されると日記になる。

 さらに、それが、概念的な部分だけ抽出されて、自然に自分の中に浮かび上がってくると、詩みたいな文章になる。

 そして、それが、葉羽様によってカルタに編集されるのですが。

 リルケの詩を読んで、自分の中に突然勝手に浮き上がってくる詩って、こういうことだったのか、とものすごく納得してしまった。

 で、今回も考えてるうちに突然湧き上がってきた詩。

 忘れないうちに投稿します。

 「It's Mine」

 人間は寂しい生き物だ
 ひとりになるのが寂しくて
 誰かと一緒にいたくて

 悔しいのも
 悲しいのも
 嬉しいのも
 寂しいのも
 腹が立つのも
 全部私

 私だけの感情
 私だけの思考
 私だけの肉体
 私だけの人生
 私だけのもの

 肉体はここに留まっているけど
 頭の中は、胸の内は、
 どこまでも高く想像し
 どこまでも広く感じて
 どこまでも深く考えることができる

 感情は自由
 思考は自由
 私はひとり
 私は自由

(配信:2026.9.3 ちぃなちぃな)  To be continued⇒

   

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