佳作と反抗期とカントリーマアム

次男「宿題の人権メッセージ、オレ佳作になった。市の冊子に載った」

「これに載ってんの？！ちょっと見せて」

「オレの名前ここ」

「ちょっと貸して。他も見ていい？」

「他は見たらダメだよ。名前だけ」

「どれが佳作になったのか、知りたいじゃんか」

「それはダメ」

（後でこっそり見てやる・・フフ。）

　翌朝。

「人権メッセージだけどさ、漫画見て書いた」

　パクったか。
　それっぽい所を拾って、それっぽく繋げたわけやな。まあええやろ。
　それもまた処世術。

　こーゆー時はカワイイのですが、さすが中２。
　反抗期真っ盛りに突入。
　いちいち突っかかる。

　作家のあさのあつこさんがエッセイで「人間という革袋に自意識と自尊心と自立心を雑多に詰め込んだような」という感じの表現をしてましたが、まさにそんな感じ。

　整理もせずに詰め込んで、とんでもないところからとんでもない感情が湧いて出てきて、荒れに荒れている感じ。

　とりあえず犯罪行為は認められない(今のところ)なので、様子見かな。
　嵐が去るのを待つしかないとはよく聞きますがねえ。

　次男と喋るのは、次男寝起きが一番平和。
　寝起きで頭回ってなくて素直。苦笑。

　&一人で料理してる時。
　かーちゃん仕事中に電話してきて、

「今ホットケーキミックスでカントリーマアム作ってる」

「そんなのできるの？ママにも一個残しといて」　

　かーちゃん帰宅したらば・・

「これ一個残しといたから」

「これが一番小さかったやつ？」

「一番きれいにできたやつ」

　ええやつや(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪

　次男作成、カントリーマアム、ホットケーキミックスココア味。
　ツンデレ次男、我が家で誰よりもオーブンを使いこなすの巻でした。

　小川糸ちゃんのツバキ文具店３作目と一緒に。

（配信：2025.2.20 ちぃな）　　To be continued⇒