スピノザの診察室

夏川草介著「スピノザの診察室」を買った。

　新書を買うのは久しぶりです。
　図書館で借りて読み、好きな文章なんかはメモしておくのですが、多すぎてメモに残ってないとか、あの場面をもっかい読みたい、とかで再び借りようと予約したら50人待ち。

　待てど暮らせどなので買うことに。
　近くのイオンタウンの本屋に行ったらば置いておらずがっかり。

　ネットで買っても明日来るよな～と思いつつ、今回は本屋で買いたかったので、東京行った時に買う。

　さすが丸善、あっれっだっけ探して置いてなかったのに、すぐに見つかる。

　夏川草介、現役の医者なのに、こんなに本出しててすごいなーと思う。年も私よりちょっと上くらいなはずなのに。

　とにかく京都の銘菓がやたらいっぱい出てくるので、調べまくりつつ。

　阿闍梨餅と緑寿庵の金平糖は東京でも買いやすいので、夏休み長男がお世話になったお礼を兼ねて婆さま用に早速買いに行く。

　 緑寿庵銀座

　金平糖しか売ってないってすごくないか。

　銀座の緑寿庵はまるでジュエリーショップです。

　本の中で登場したのは季節商品の焼栗の金平糖ですが、お値段ちと高めのため、一番安いの数種類ある中から青りんご味購入。

　前回婆さまに送ったら気に入ってた丸干しの干し芋と三越で山積みになってた阿闍梨餅もまとめて送る。

　気に入ったようです。

　自分用にも阿闍梨餅をば。

　好きな台詞も場面も多々あるのですが、いつも勇気づけられる文章を抜粋。

「野心はなくても矜持はある。そうだろ？」

「度が過ぎると、心の器にヒビが入ることがあります。ヒビだけなら涙がこぼれるのみですが、割れてしまえば簡単には元には戻りません。」

「大丈夫や。ここまで来たら、がんばるしかないやないか。一緒にがんばろうやないか」

（配信：2024.10.17 ちぃな）　　To be continued⇒