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第423話「2022myランキング」 |
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一年の思い出に読書メーターで2022ランキング作ってみました。 ◆『塞王の盾』 今村翔吾、直木賞受賞作。 豊臣秀吉の死後、誰が治者となるのか。 最強の盾、穴太衆の石垣VS最強の矛、国友衆の鉄砲はどちらが勝つのか。 撃たれても崩されても皆を守るために石を運び組み続け、殿様から農民まで一丸となる姿が素晴らしかった。 苦手な時代のため年表と人物相関図が必要でしたが、今村翔吾さんの本は読んでみたいです。 ◆『天翔る』 村山由佳さんの本は最近は合わない感じだったので読んでなかったのですが、表紙に惹かれ、ジャケ借り? 最愛の父を亡くしいじめにより不登校になった小学生の女の子まりもが、馬と出会いエンデュランスという耐久超長距離レースに挑む。 それぞれに傷ついた人たちが思い合い、まりもを支え合う姿に励まされました。 村山さんの本はきちんと痛くなるべき所が痛くなるのが好きです。 ◆『麒麟の翼』 東野圭吾、加賀恭一郎シリーズ。 10年くらい前に映画にもなりましたが、すっかり忘れているので映画と原作セットで再読。 会社員(映画では中井貴一)が江戸橋で刺され、なぜか日本橋まで歩いて麒麟の像の下で倒れる。 息子の罪に気付き、一緒に背負い償っていこうとした親の思いに泣かされます。
◆『あかんべえ』 宮部みゆきの時代小説。 料理屋の娘、おりんが幽霊達と一緒に悪霊退治。 ◆『愚か者たちの美しきタブロー』 日本の文化発展を願って、戦争中に絵画を守り抜き、国立西洋美術館を作った人たちの物語。 原田マハのアートの本は私の世界を広げてくれます。
2022年は東野圭吾のガリレオシリーズ、宮部みゆきのぼんくらシリーズを読んだのが大きかった。 読んでも読んでもなかなか終わらず、この二人はしばらく遠ざかりそうな気がします…。 (配信:2023.1.26 ちぃな) To be continued⇒ |
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