ある土曜日のこと。
(次男)「オレ悪いことした」
「どうした?」
「万引きしちゃった」
「どこで、どうしたの?」
「友達とスーパー行って、友達が取れっていうからお菓子とっちゃった」
「それでどうしたの?」
「公園で友達と食べた」
「いつごろ?」
(次男)「分かんない」
「そっか。じゃあ、明日、一緒にお店行って謝ろうか」
翌日、朝一で2人でスーパーに行き、事情を話すと…
(店長)「もういいですよ。よく言ってくれたね」
優しい女性の店長さんでした。
ありがとうございました。
月曜日、連絡長で学校にも報告すると、放課後、先生に呼ばれました。
教務主任、担任、支援学級の先生と私と次男様。
教務主任が言うことには、今回話したのは、1回だけのことではなく、おそらく3回目だろうとのこと。
友達に言われたと言ってるけど、本当はどちらからともなくだったとのこと。
でも今まで気づかなかった自分にショック。
1回じゃなかったことにショック。
(担任)「公園で食べた時、おいしかった?」
(次男)「味しなかった」
先生方みんな、次男が自分で悪い事をしたのが分かっていて、自分から言ってくれたことを認めて褒めてくれました。
いろいろなことにいっぱいっぱいで、次男のことを見てなかったのかな。
次男のしたことは悪いことだけど、自分から言ったこと、一緒に謝りに行けたこと、先生にも自分の口で話せたことは、本当に素晴らしいと思います。