昼さがり うたた寝をする 母のとなり 絵本をめくる 幼子の手
俵万智さんの短歌集ばかり読んでいるので、ついつい私も。
何かと疲れやすいので横になりたいのだけど、私が横になれば、息子がやってきて
「おきて〜」
と髪を引っ張ったり、目をこじ開けようとしたり。
ですがこの間、つい寝てしまっていると、息子は私の横で一人絵本を見ていました。
息子のおしっこの気配に慌てて起きると、息子が
「ママおきた?」と。
ものすごく短い時間でしたが、息子の成長を見たような気分でした。
もう一つ。
最近は時間と体調に余裕がなく、保育所の送り迎えの時間も先生と話すことがほとんどありませんでした。
が、今日は先生の方から声をかけてくれました。
自分の中の予定よりも早く第二子を授かったため、息子の世話と仕事、その後の赤ちゃんとの生活の不安を打ち明けると・・
「授かったのはいいことなんなんだよ。兄弟ができるっていいことなんだよ。
ママもしばらくお仕事お休みして、せいちゃんとももっと関わっていく時間ができるんだから。
今までいろーんなことを辛抱して乗り越えてきたんだもん。
まだ若いんだし、これからいいこといっぱいあるよ」
「はい、なんとかがんばります〜」
「ううん、もう充分がんばってるよ〜。
実家に帰ってる間くらいはゆっくりできるんでしょ。
いっぱい甘えて来なね。私にも何でも言ってちょうだいね。
何でも手伝ってあげるっていうわけにはいかないけど」
先生、ありがとう(涙)
どうやら先生の言葉で、これまで張り詰めていた糸が切れたらしく、帰りの車の中でぼろぼろ泣きながら帰ってきました。
書きながらまた泣けてきた。
自分で言うのもなんだけど、がんばってるもんなあ、自分。
息子はママっ子だし、こだわりが強いし、神経質だし、体調を崩しやすいし、たぶん扱いが難しい部類に入ると思うのだけど、その彼を保育所に連れて行くだけで一苦労。
仕事を休むのもしょっちゅうというわけにもいかず、息子の体調不良ですでに休みまくっているため、自分の熱やつわりくらいではなかなか休めず。
夫が休みの時はかなり助けてくれるけど、普段は早朝に出ていって深夜に帰ってくるため、夫の送り迎えもしたり。
どんなに辛くともかーちゃんが倒れることは絶対にできないため、今日一日がんばろう明日休みだからがんばろうが口癖みたいなもんでした。
今度の保育所の運動会、夫は参加できないし、休ませてもらおうかな・・・・と思ったりしてます。