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「散歩道」
TAM Music Factory

背景素材:ふわふわ。り

第104話「いつかはきっと・・・」

by ちぃなちぃな

 

 

 

 

 

 

 

 いつかはきっと・・・

 イヌ派かネコ派かと聞かれれば、私の場合、断然イヌ派です。

 彼との出会いは12歳の秋。

ちぃな私の小学校6年生の時の誕生日でした。

 知り合いの知り合いからもらってきた白地に黒の牛柄模様の子犬にマックと名前をつけました。

 生まれて2ヶ月のその子犬は、その日は私の膝の上で眠り、いつの間にか大きくなって、まだ小さかった弟を押し倒して泣かすほど。

いえ、イメージですが・・

いえ、イメージですが・・

 番犬の要素は人(犬!?)一倍で、家の前を誰かが通るだけで、吠えまくり(汗)

 登下校中の小学生をビビらせるほど(汗)

 でも、悲しいとき、辛いとき、彼の背中をなでていると不思議と落ち着くことができました。

ちぃな私が泣いてる時も、横でじっと座って一緒にいてくれました。

 パンが大好きで、見せると打ち震えるほど(^_^;)

 私が実家を出て、アパートで住むようになり、彼も年をとりました。

 牛柄模様の黒い部分には白い毛が混じり、白い部分もずい分薄汚れてきました。

 ある時、何か悪いものでも拾って食べてしまったのか、食中毒になり、年だったこともあってみるみるうちに弱ってしまい、私に「もう駄目かもしれない」と連絡が来ました。

 一緒に住んでいたちゃんチャンが夜中に実家まで車を走らせてくれ、久々の対面。

 絶対に家の中には入らなかった彼が、居間の横のダンボールの中で小さく丸まっていました。

 その背中をなでてみると、あまりの痩せように驚き。

ちぃな私と認めると、ふらふらしながらもダンボールに寄りかかって何とか立ち上がって近寄ってきてくれました。

 たぶんもうダメなんだろうな・・・と泣きながらアパートに戻ると、「おねえちゃんが帰った後、パン食べていきなり元気になった」との連絡が。

 次の機会に会いに行ってみると、少しよたよたしながらも走って出迎えてくれました。

母は「おねえちゃんが帰ってきたら走った!」と喜ぶほど。

再びイメージ・・

再びイメージ・・

 その後、私は福島へ引っ越し、その年の秋。

 老衰でいつの間にか息を引きとっていたとの連絡が入りました。

 亡骸は父が山へ埋めに行くとのことでした。

 けしてかっこいい犬ではなかったけれど、彼を好きになってくれたちゃん夫に感謝。

 そして、誠一郎息子もやっぱり犬が大好きです。

 いつかまた生まれ変わって、私たちと一緒に生活してほしいと切に願います。

 つーわけで、目指せ、犬を飼える一戸建て!!!

            

 

 毎月第三日曜日

 毎月第三日曜日は、家族の日ということで、いばらきキッズカードを提示すると、5%引きになったりします。

 なので、まとめて買い物しようとしているのですが・・・ある時は買い物自体忘れ、ある時はカードを出すのを忘れ・・(T_T)

 3月。
 
セルフレジでは、カードの割り引きができないのを知らずにセルフレジで会計してしまい、アウト。

 4月。
 息子様がぐずるので、チャンに財布を渡し会計を任せたら、カードが見つからないということでアウト。

ちぃな「えーっ?!使わなかったの?!分かんないなら聞けばいいでしょ!」

ちゃん「近くにいないのに聞けないでしょ!先にここにあるって言ってよ!」

 →夫婦喧嘩。

 そして5月。
 今度こそはと意気揚々とジャスコへ。

 いざ支払いと財布を開けると、夏目さんが2枚。

 まいがっ!!Σ( ̄□ ̄;)

 頼りの福沢さんのお顔が見えず、断念(T_T)

 いつになったら心置きなく買い物できるのやら( ̄〜 ̄)ξ

            

 

 大けがと言うほどではないけど

 大けがと言うほどではないけど、生まれて初めて病院へ行くほどのけがをしました。

誠一郎息子様が、保育所で。

 保育所から職場に電話があり、「熱か!?」と思って出てみると、「ジャングルジムの一番下から落ちて口の中を切ったので、病院へ行った」とのこと。

 詳しい経緯も教えてもらいましたが、口の中とのことだしまあ大丈夫だろうと思って、普通に仕事して普通に迎えに行きました。

先生方が息子様を連れてきてくれ、怪我したところを見せてもらうと、かーちゃんタマげた。

 腕に歯型をつけて帰ってきたり、顔に痣を作って帰ってきたりはありましたが、下唇の内側がばっっっくり!!!Σ( ̄□ ̄)

 歯型の形に割れて腫れ上がり、気持ち悪いことになっておりました。

病院(イメージ)

病院(イメージ)

 先生と一緒に行った病院でも「お〜#*ntがいます」「あ#'∞^。〜した」と挨拶して褒めてもらったようですが、かーちゃんを見ると気が緩んだらしく、超甘えっ子。

 幸い、縫うまではいかずにすみました。

 連休中にかーちゃんと婆さまでジャングルジムに登らせてあげたため、余計なことを覚えさせてしまったかと、かーちゃん後悔。

 すると、所長の先生が言って下さりました。

「お家の方が見守ってくれるから、いろんなことに挑戦できるんですよ。

小さいときに失敗して怪我するのはいい事なんです。

今回の怪我は小さいわけではないけど、それでも大切な事なんです。

小さいときに小さな怪我をしておくと、大きくなってから大きな怪我をしなくなるんです。

だからいろんなことに挑戦させてあげて下さい。」

 さすが、子供の再生能力は高いらしく、ばっくり割れていたところも少しずつ埋まり始めました。

 先生方も心配していたご飯もしっかり食べているし、大丈夫でしょう。

 これからもたくさん怪我をすることでしょう。

 あああ、心配だ〜〜〜。

(配信 2010.6.5ちぃなちぃな)  To be continued⇒

 

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