一見ありそうで、絶対にありえない奇妙な写真たち。

まず、最初にコチラの画像をご覧いただきましょう。
◆Impact/消えた湖
小舟で湖の上を漕いできたはずなのに、途中から水面が割れたガラスに。
これは、プラハ在住のスウェーデン人アーティストエリック・ヨハンソン氏の最新作品。
彼はAI生成に頼らず、自分自身で撮影した写真をPhotoshopで合成編集し「存在しない世界」を作り上げる人物なのです。
ということで今回は、エリック・ヨハンソン氏が構築したシュールレアリズム世界をご紹介いたしましょう。
以下、日本語の「/説明書き」は、独断と偏見による葉羽命名です。
◆The Architect/歪んだ家
エッシャーのだまし絵を彷彿させるパラドキシカルな空間で、建築家(Architect)が何かの設計を行っているようです。
◆Soundscapes/めくれ上がった世界(もしくは音響世界)
2015年に制作されたこの作品は、蓄音機から放たれた「音楽」が大自然の空間に変容していく姿を描いたもの。
JoJo第5部「黄金の風」、ブチャラティの”ザ・ジッパー”ではありません(笑)
◆Scond Attic/二つ目の屋根裏部屋
見つめていると、思考が混乱してきますね。
◆The Marrige/幸福な結婚
本当に「幸福」かどうかは、保証の限りではありません(笑)
◆Memories of a Storm/嵐の記憶
重なり合う世界。小舟は「異世界」への入口。
◆Dreaming of Sleeping Outsaide/外寝の夢
それは海なのかシーツなのか?
◆Person Stealing Stars from the Night Sky/星盗人(ほしぬすびと)
星を盗んで・・彼はどうしたいんだ?
◆Common Sense Crossing/交差する常識
この作品は、オーストラリアの運輸事故委員会からの依頼で制作されたもので、ドラッグやアルコールによる運転中の知覚障害を表現しています。
◆The Cover Up/塗り替え中
これはエリック・ヨハンソン氏が撮影した数百枚の写真を貼り合わせて作成されたものとされています。
自分を取り巻く世界を「壁紙」のように張り替えられたら楽しいですね。
◆A Place Like Home/「家」のような場所

2022年制作の近作。青い壁に囲まれた家が実は草原の景色そのものというパラドックス。
◆Self-Actualization/自己実現
頭部が「鏡」となって周囲の景色を映し出しています。
彼の作品は、瞬間を捉えるのではなく脳内のイメージを具現化することに注力されています。さて、彼にとって「自己実現」とは??
ということで、本日のラストはコチラ・・↓
え? あまり「シュール」さを感じない?
それはそうでしょう。
これは、エリック・ヨハンソン氏本人の「自撮り写真」なのですから(笑)
《配信:2026.6.28》

ERIK JOHANSSON氏のWebsiteなどから。なお、右の背景写真に僕がタイトルを付けるとすれば「なんだこりゃ!?」です(笑)
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