晶緒の“YOROZUアーカイブス”

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　アメリカドラマをけっこう見てるんですが、今は「パトリック・ジェーン」に夢中。

　それは知ってる人も、レンタル屋さんで見かけた方も多いはずなアメリカドラマ「メンタリスト」の主役☆

　演じるサイモン・ベイカーのそのパトリック・ジェーンが実にいいんです０（＞Ｕ＜）０

　設定は、他のＤＶＤの宣伝スポットやＤＶＤパッケージからイメージしていたものとはだいぶ違う、アメリカドラマの中でも巧妙な部類。

　インチキ霊媒師だったパトリック・ジェーンが、迂闊にも、捜査協力していた連続猟奇殺人犯の「レッド・ジョン」をテレビであざけったことから、奥さん、娘を惨殺されて、復讐を誓いながらカリフォルニア州捜査局（ＣＢＩ）の特殊犯罪捜査チームで捜査コンサルタントとして、その特異ともいえる鍛え上げられた超観察術で事件を解決していくと言う、意外とベタな設定の割りに、魅せる術は心得ている確信犯的な面白さ。

　似た特異技術の話では、実在の人物をモデルにしたフィクション、これもアメリカドラマでヒットした「Ｌｉｅ　ｔｏ　Ｍｅ」

　こちらもシリーズレンタルしてあるもの全て見て、結構なファンかと思いきや、いやいやいや！

　メンタリストの方が見せ方が上手いし、話の１話１話が面白い

　惨殺されてもその見せ方は余りドギツクは無いので、アメリカドラマの異常なまでのドギツい刺激を期待すると外れますが、巧妙さが、分かってしまう回も多くはあるんですが、上手い！！

　ジェーンの術が（行動を操る）面白いんですよね。事件自体よりも面白い時もある。

　そして脇を固めるＣＢＩチームの面々も役の設定と演技が活きていて、面白さを増加させている上に、主役のジェーンが何より魅力的

　表情や演技なんでしょうが、実に話の中で生きている♪

　パトリックジェーン役のサイモン・ベイカーの魅力もあるとは思いますが、むしろ役にハマったのが返って良かった相乗効果かと。

　吹き替えが最高で、「そんなのつまんない」とか平気で言うんですけど、それが声優さんの旨さもあって、あざとくなくて実にイイ(＾Ｕ＾)p

　ジェーンの誠実さが魅力ですし、かなりのハマり役ですね、あれは。

　話が上手いのはもちろんなんですが、ファーストシーズンで終わって欲しいほど夢中で見ていて、これ以上引き延ばさないで、核心を見せてくれ！！と思ったところでやっぱりファーストシーズンは終わっちゃったんです（＠０＠）

　上手いですよね、そういうとこ、アメリカドラマって（＞Ａ＜）

　もう大体設定として何シーズンか設定して始めてるから、途中で視聴率悪いと、いきなり「ここで終わるの！？」とか「続きが無い！？」と一生懸命見てるこっちとしては泣き所な、少年誌も真っ青な同じ手法は取られるんですが、当たると当たるでシーズン長くて、すぐ見れない時なんかは辛い！！

　「デスパレートな妻たち」も好きで大好きで、この前５シーズン目を借りれて見たんですが、７シーズンまで想定して作られてるって！？

　７シーズン目には、ちょっと注目している「ビバリーヒルズ青春白書」のデイビット役で有名になったブライアン・オースティン・グリーンも出るらしく、（線の細い少年時代からドラマに出てるので、いきなり今を見ると、このマッチョ誰？と言うほどアクションガッツリ親父さんになっている）見たくてしょうがないんですが、先が長い～～～

　人物設定とキャスティング、それを支えるシナリオがあってこそなので、返ってメガヒットの「２４」なんかは場当たり的で、２シーズン目で挫折して見ないんですが、アメリカドラマってこの２極化が激しいようです。

　１話１話事件で区切られててそこを一本通ってる筋があると、気になって見ないではいられないんです。

　そこが狙い目なら、メンタリストは正に思うツボ。

　ジェーンや他の役をいつまでも見たいのに、でもこの魅力さで今スッキリしたいのに！！と言うジレンマ（*-*)

　セカンドシーズン見たいんですけど、スーパー！ＴＶと言う有料チャンネルでしか放送予定が今のところ無いのと、レンタル開始そろそろと言っても新作はレンタル料もバカにならないし、何より一気にシーズン全部出ないんですよね。

　何ヶ月かに分けて出る。これが今のレンタル時代の落とし穴。

　一気に見れる魅力がある分、小分けで待てないと言う。

　せめてドラマらしく毎週楽しみに見れればいいんですが、時間帯や、用事で見逃す場合も多いので、やっぱり一気見したい・・・

　ジェーンはそれだけ魅力的なんですよ（－０－）

　はああ、ジェーンの虜もそうですが、ドラマの思うツボに入ってます現在（￥０￥）

追記：
巧妙さで思い出したのですが、アカデミー賞外国語作品賞オスカーに輝いた「瞳の奥の秘密」、おすぎが昨年、Ｎｏ．1と言っていたのでレンタルで観たのですが、すんごいです。ちょっと凄まじさに鳥肌。ゾクッとするラスト。

　アルゼンチン映画なんですが、芸術性で勝負するだけじゃなく、やはり進化してますね。時代ですかね。大人の映画。