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Secret-55 「この夏の流しソーメン」

「LIGHTNESS」
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 この夏の思い出でございますが、同じ職場のY先生とそのお友達のX先生とともに、我ら夫婦は真夏の涼をゲットするために、佐原の山奥へと向かっておりました。

 途中、吾妻温泉のある高台から福島市内を一望。

吾妻温泉から福島市を望む

 さらに山奥へと分け入り、やって参りましたのはココ↓↓

 

 はい。知る人ぞ知る真夏の極寒、吾妻庵にある滝の流しソーメンでございます。

 この吾妻庵は、滝壺の中空に設けられたレーンで、流しソーメンを味わうという福島市の名所。

 何せ滝壺の上ですから、細かい水しぶきが空中に漂い、真夏でありながらヒンヤリとしたシチュエーション。

 なぁに、滝からソーメンを流すわけではなく、ちゃんとした石のレーンが何本も作られておりまして、そのレーンごとに流されてくるのですが。

 

 11時過ぎに到着したので、すぐにレーンに着くことができましたけれど、その後も県外ナンバーの車が来るわ来るわで、アッという間に順番待ちの長蛇の列。

 ラッキーと言いますか、そこを読み切ったワタクシの深謀遠慮の賜物というべきでしょうか。←(ラッキーの方だろ!)

 上流の先客グループはかなりペースが落ちておりまして、そろそろ「仕上がり」の頃合いでしょうか。

 

 でもって、こちらがY先生とX先生(若い方)。

 X先生は中国のお医者さんで、来日は初めて。もちろん日本式の流しソーメンは全くの初体験だそうです。

 注文したクレソンの天ぷらが到着し、さっそく割りばしを割って準備万端。

 (使用前)

 お箸で採りやすいように、ゲストは流れの右側に。うん、何という細やかな心遣いであることか。←(自画自賛!)

 (使用中)

 その後は上流から流れてくるソーメンを取り逃がさないよう、食べるは食べるわ。

 最初はチロチロと物足りない量だと思ったのですが、中盤以降、間隔も短くなり、一度に襲来する量も多くなり(の、ような気がする)、終盤に至っては「これでもか」という連続放出に取り逃がす方が多くなるほどに。何と極悪なことよ。

 そんなワケで、15分も食べておりますと、もうすでに流れてくる方向など誰も見ていません。(嘘です。写真撮影のためです。撮影:ケイコ)

 (使用後)

 我ら夫婦(時に孫連れ)は、ひと夏に一度はココを訪れるのですけれど、今年は敬愛するY先生と新進気鋭のX先生とご一緒出来まして、まことに光栄の至り。

 初来日のX先生も、忘れられない思い出となった事でしょう。

 さて、流しソーメンのレーンから引き揚げますと、その下の釣り堀にはニジマスを目当てにした釣り人ファミリーが。

釣り堀

 まことにのどかな風景…。

 ここまで下りると滝壺から離れますので、再び真夏の熱気が襲って来ます。

 しかし、今年の夏はやたら暑かったですね。

 もしかすると冬にはドカ雪が来るのでしょうか。う~ヤダヤダ!

<<THE END>>

 

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