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  BGM "夢日和" by My WORLD

 

 
今回登場するメンバー
岸波岸波飾り職人のヒデ 店員さんまさひとまさひと

正月屋店主綾小路麺道斉綾小路麺道斉

 

Our Way of Ra-a-men 22Rio

岸波岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!

 退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!

 “愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。

 「正月屋」編のクライマックス、後編をお送りします。

 郡山では、「北方」以外になかなか合点のいくラーメン屋がなかったのですが、この正月屋はハッキリ言ってマルです。

 僕の好きな太麺を選べるところもいいですし、魚介系のこってりスープも期待以上でした。

←(ラーメンは太麺だよなぁ!)岸波

支那そば

支那そば

(正月屋)

←こちらは細麺バージョンです。

 はてさて飾り職人のヒデ君といっしょに訪れた正月屋・・・前回の続きはどうなってしまうのでしょうか?

 さあ、ラーメン道、もういっちょー!!

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1 店主、驚愕!Rio

 正月屋で、あっという間に大盛り支那そばと大盛り塩そばを平らげてしまった僕たち二人。

 一気呵成のうまさでした。

岸波あー、うまかった。

飾り職人のヒデ こっちもナカナカ・・。(ふーっ)

 ところが、あまりにおいしすぎたのと、ここに来るまでに大変オナカがすいていたこともあり・・・

岸波・・・・あのね。

飾り職人のヒデ ん?

岸波もう一個、いっちゃっていいかな? (軽くだけど)

飾り職人のヒデ ええ、まあ。時間は十分ありますよ。

 ~との言葉に、僕は思わず目を輝かせて・・・

岸波よっしゃ! おねーさーん。

はい、なんでしょう?

岸波あのー、つけ麺をお願いします。

えっ? お替りですか。

岸波はい、すみません。

いえいえ、かまいませんよー。

では、大盛りも料金変わりませんがいかがいたしましょう?

・・と、またもマニュアルどおりの受け答えをするおねーさん。 ←(さっきも聞いたのに)

岸波いやー、さすがに二杯目なので・・。

じゃあ、フツーということで。

岸波あわわわ・・「大盛り」をお願いします。(きっぱり)

 と、その時、カウンターからするどい視線が・・。

「・・・・・・・。」

 気配を感じて目をやると、店主が驚いた表情でチラチラこちらを見ています。

 まずいっ!

 なんか取り繕わなければいけないと思い・・・

岸波エヘヘ、だってラーメンがとっても美味しいんですもん。

分かりました。それじゃもっと麺をサービスしましょうか?

岸波あ、いや、その・・フツーの大盛りでお願いします。

はい、承りました。では・・

 と、その時、オネーサンを呼び止める声が。

飾り職人のヒデ あ、すいません。

はい、ナンでしょう?

飾り職人のヒデ 僕も「味噌そば」の大盛りをお願いします。(太麺で)

岸波ええー!!

「・・・・・・・。」

 店主はもはや顔面蒼白!

 大盛りを続けて二杯注文するトンデモナイ客がいたかと思えば・・・なんと、その連れも大盛り二杯!

「こいつらナニモノだ?」

 ~という怪訝な表情がアリアリ・・。

 でも、そこはプロ。 さっと目をそらすと何事もなかったかのように麺を茹で始めるのでした・・。

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2 大盛り二杯目!Rio

 待つ事しばし・・・いよいよ大盛り二杯目の登場です。

おまちどー。

岸波いえいえ、どいたしまして。

 はてさて、つけ麺の方のお味はいかがなものか・・・

つけ麺大盛り

つけ麺大盛り

(正月屋)

←温泉玉子が付いている。

 到着した「つけ麺」を見て、今度はこちらが驚愕・・・

←(しまった。つけ麺は標準バージョンがすでに大盛りなんだ!)岸波

 ということで、こちらはタップリ二玉分の麺が盛られている。(うむむ・・)

 心の動揺を悟られまいと表情を押し隠し、早速、スープに一掴みを投入。

岸波う、うまいっ!!

 先ほどの支那そばと同じ太麺だが、醤油スープに覆われていない分だけ、麺の様子がよくわかる。

 ラーメンらしからぬ薄緑色の色合いで、むしろ上質な蕎麦の色をしています。

 スープは熱々で、いわゆる「温つけ麺」のスタイルですね。

 小鉢で出てきたのは温泉玉子で、「これをスープに入れてかき混ぜて下さい」とのこと。

 そこへさらに、トッピングの細切りチャーシューと小エビのから揚げを混ぜ込んで準備完了。

 改めて食べ始めると、これがもう旨いのなんの。

 小山のように盛り上がっていた麺が、あっという間に消えていく・・。

 一方、飾り職人のヒデ君の方はといえば・・・

味噌そば大盛り

味噌そば大盛り

(正月屋)

 この味噌そばがまたおいしそう。

 スープを一口いただくと、先ほどの支那そばとは打って変わってトンコツ出汁が強めになっています。

 油も多目、味噌の香りが高く、超こってり系。

 二杯目としてはややヘヴィなラーメンであったためか、さすがのヒデ君も食べあぐんでいる感じ。

 ←(しかもアツアツ。)岸波

 ・・・と、ようやくしてヒデ君も二杯目を完食。

 そこへ訪れた店主・・・

「やー、おどろきました。」

岸波あ、どーも。

「いっぱい食べる人はよく来ますが、大盛りを二杯食べる人はいませんね。」

岸波しかも、いっぺんに二人だし。あはは!

飾り職人のヒデ とても美味しかったですよ。

「気に入っていただけましたか?」

飾り職人のヒデ サイコーです。

岸波どんどん紹介しちゃいますから・・・世界中に。

「え! 世界中・・・??」

岸波オホン! 実は、このワタシこそ・・・

「アナタは・・・??」(ゴクリ)

綾小路麺道斉あのユーメイなラーメン道師範綾小路麺道斉なのじゃー!!

「あっ、あのユーメイな!!」

岸波・・・・・・。(調子合わせたでしょう)

 ということで、大盛り二杯を完食したイケメン二人は、さわやかな笑顔で店を後にしたのでした・・。

(うーっ、オナカくるしい・・)岸波 飾り職人のヒデ

 

/// end of the“その22「店主は顔面蒼白!」” ///

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《追伸》

daddy久々のラーメン道は、前・後編の大作になりました。

 つけ麺のスープに玉子を入れて小エビ揚げを加えるスタイル・・・実は、我が家ではいつもこうして食べているのです。

 ことの始まりは、昔、西会津町にあった「奥会津清兵衛」という蕎麦屋で、うずらの卵を蕎麦つゆに入れて食べたのが美味しかったのと、お馴染み「もみじ食堂」のザル・ラーメンが蕎麦つゆとワサビで食べるスタイルなのを合体したのです。

 自宅では、生ラーメンをザル蕎麦のように盛って刻み海苔をかけ、冷たいソバツユに溶き玉子とワサビと刻みネギを入れて食べるのですが、暑い夏の食事はコレに限ります。

 おっといけない、小エビ揚げを忘れていました。

 家では、わざわざ小エビを揚げたりするのは面倒ですから、県庁横の日本蕎麦の「喜多屋」に往った時に、お持ち帰り無料の小エビ掻揚げのテンカスをもらって来て、これをつけ麺のツユに投入するのです。

 冷やしラーメンだと、どうしてもスープの甘さ・くどさや油の多さが気になりますが、これならばとってもヘルシーな感じだし、スタミナも十分です。

 アナタも試してみてはいかが?

 では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !

正月屋マップ

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