その70
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  君はともだち (詩:葉羽)

「さいきん不注意なんだからね」
 君のひとことが胸に刺さる
「おおきなお世話だよ」
 僕は反射的に憎まれ口

 だけど いつまでも
 心の棘が抜けないってことは
 きっと 本当だって
 思い始めてるからか

 君は 言いにくい事を
 ズケズケと口に出す
 よくもまあと 思うけれど

 だけど 考えてみれば
 そんなふうに
 気づかせてくれるのは 君だけ

 その時は 素直になれなくても 
 後から心に沁みる 真実もある

 そう・・・
 僕の居ないところで
 僕を応援してくれてたのも
 いつも君だった

 ありがとう・・・
 面と向かっては 言えないけれど
 こんなところで そっとつぶやく

 ありがとう 君はともだち

Poem by 葉羽
  MP3 by Music Material湖のほとりで
  Photo by 大和伸一 “荒井 冬”
   Site Arranged by Habane

 

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