その228
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  冬の名残り (詩:葉羽)

 錆びた薪ストーブ
 時の経つのも忘れ
 炎に見入っていた

 気づけば
 厳しかった今年の冬も
 寒さが緩み
 残雪が消えかかる

 やがて
 新緑が芽吹きだせば
 また別れの季節

 人は皆
 それぞれのステージに
 旅立って行く

 嬉しくもあり
 淋しくもある
 冬の名残り

Poem by 葉羽
 MP3 by TAM Music Factory "桜の季節が過ぎたら”
  Site Aranged by Habane
   Photo by 大和伸一「春めいて」

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