その177
目次へ前へ次へ

 

  桜の樹の下で (詩:大和伸一&葉羽)

 陽射しが一段と春めいて
 柿の木の下に満開の水仙
 取り壊されるビルの屋上で
 桜が最後の春を謳歌する

 公園に
 子供達の嬌声が響き
 若い親子が
 桜の下で写真を撮っている

 思い出の公園・・

 集う人々は変わっても
 大樹は今年も変わらず
 人々を見守り続ける

 瞼を閉じれば
 この下で撮った記念写真が
 まるで昨日の事の様に・・

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 甘茶の音楽工房 "夜空に舞う鳥”
  Site Aranged by Habane
   Photo by 大和伸一”この樹の下で”

PAGE TOP


 

banner
Copyright(C) Habane. All Rights Reserved.