その137
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   遠くへ行きたい (詩:葉羽)

 立冬が過ぎて
 
スカイラインのゲートも締まり
 静かな晩秋

 暖かい日差しの中
 思わず口にした
 Indian Summer

 こんな日は心が泡立つよ
 どこか遠くへ行きたい

 そんな時に
 弟から声がかかる

「一緒に社員旅行へ行かないか?」

 会津の空はどこまでも高く
 一路 柳津虚空蔵尊へ

 秋冷が落ち葉を散らし
 地面が華やいでいる

 そして向かった
 新宮熊野神社の長床

 黄金が敷き詰められた世界は
 果たしてこの世のものなのか

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 音楽の卵 “風の案内”
  Site Aranged by Habane
   Photo by 大和伸一”空”

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