その102
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   オマケの人生-2 (詩:葉羽)

 上目がちってこういうこと
 キャハハハハ♪

 そーじゃねーよ
 せっかく書いたのに茶化すんじゃな~いっ!

 そうか
 こうやって僕はいつも
 照れ怒りしていたんだ…

 だけど心の中では
 いつでも君に 感謝しているんだよ

 もし放射線治療するようになるなら
 この髪も切らなくちゃいけないね…
 淋しそうに君が言う

 君が髪を伸ばし始めたのは
 ヘアウィッグにして
 ガンのお友達にプレゼントするため

 まさか自分自身が…
 そんな身の上になるかもしれぬとは

 だいじょうぶ
 もし そんなふうになるんなら
 僕もスキンヘッドにすると決めたよ

 やめなよー 似合わないから!
 と笑った君は すぐに泣きそうになった

 ああ… こうやって 僕たちはいつも
 一緒に笑って
 一緒に泣いて
 生きて行くんだね

Poem by 葉羽
 MP3 by 音楽の卵 “日常の物語”
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   Photo by 大和伸一"cafe YAMATO”

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