◆創作ストーリー⑤【内海LOVE】
オイラの名前はRENTA(連太)、道を求め旅する者である。
流れのSEとして、求道し続けながら流れ流れては・・・
プラントやらコンビナートやらファクトリィに立ち寄っては
EDPシステムに手を加えることなんぞを生業としている。
まぁ、はんかもんの流れ者だ。
今、瀬戸内のとあるコンビナートで、
油の販売管理システムの再構築なんて仕事にありついている。
あんまり自然が綺麗だし、仕事が面白いので
少々長居してしまっている・・・
こんな綺麗な処で、スティディと過ごせたら素敵だろうなぁ・・・
Drop-Headの車を転がして・・・
Open-Carでの海辺のDrive程、素敵なものは無い。
ああぁ、Day-Dreamに陥ってしまうよぉ~
ポワワァ~ン・・・
僕はハンドルを握る・・・
とても無口にひたすらにと海辺のFree-Wayに車を転がす。
口下手でちっとも話せない僕に、
彼女は落ち着かないそぶりでイライラしている。
長い髪は風に流れて、少し唇がとんがっている。
Car-Radioからは、Slow-Ballad・・・
空からは暖かい陽光が一杯に降り注いで・・・
海風を一杯にと身体に受けて・・・

なにも話せずに続けて吹かす僕の煙草に
彼女はあきれ顔で・・・
やがて、夜露に車が濡れる頃・・・
GJにHot-Dogをほおばって・・・
まるで、精一杯に・・・
「今度は、遊園地に行こうねっ!」って言うんだ。
「内海LOVE」 by Sentimental City Romance
西の空 光る海
長い影 投げかける
振り向きながら
ハンドル 巡らす
”今日はもう僕等これで おしまいだね” |
Day-Dreamから醒めた・・・オイラは・・・
一人、Free-Wayに車を転がしている・・・
「もう、二度と恋なんて出来ないんだろうなぁ~」
アクセルに蹴り入れて エンジンに鞭を打つ・・・
「へっ、まぁいいかぁ!」
車に恋してる男なんかに・・・
恋なんて出来ゃしねぇよ!
忘れられない女の一人位、居るしね・・・
「もう僕は、これでおしまいだねぇ・・・」
【2008.2.17】 by 朱雀RS |