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 #131 約束の重さ

by 葉羽
Backwall: ニュージーランドの壁紙「善き羊飼いの教会」
BGM"Please Don't Go" by Blue Piano Man
Site arranged by 葉羽

 

◆心を開いて「Yes」って言ってごらん。すべてを肯定してみると答えがみつかるもんだよ。(ジョン・レノン)

◆北極でもうまい氷なら売れる。それをやるのが営業マンだ。(ソニー・ヨーロッパ支配人 小松万豊)

◆樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。 しかし実際には種なのだ。(ニーチェ)

◆過失は学ぶ奴と転ぶ奴にわかれる。(「釣りバカ日誌」より)

◆誰にもノックされないのなら新しいドアを作ろう。(米国の俳優・コメディアン ミルトン・バール)

◆着工から19年の歳月をかけた超難工事、青函トンネルの先進導坑が遂に貫通し、二百人のトンネルマンたちは万歳の声を上げると互いに抱き合い涙を流した。この時、一人だけ北海道側に開いた穴を睨み続ける男があった。「おいみんな、北海道に行くぞ。ここが約束した北海道だぞ」・・彼は叫ぶように言うと歩き出した。その手には工事で命を落とした6人の遺影が携えられていた。(現場作業を指揮した技術者 大谷豊二)

 

 

 

葉羽 「約束の重さ」について

 我が国の土木工事史上、例のない難工事となった青函トンネルの現場では34人のトンネルマンが犠牲となりました。現場指揮をとった大谷氏は亡くなった仲間の葬儀で「必ず亡くなった方も私と一緒に北海道へ連れて行く。必ず、何がなんでも私は絶対死なずにこの方を連れて行く」と約束していたのです。


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