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「引越ししてから」
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by エンジェル

第352話「アートって??」

 

 

by fujiko エンジェルエンジェル

 アートって何でしょう?

               

 

 アートって??

  今年は瀬戸芸があったので 普段の年に無く
  沢山の現代アートを見るチャンスに恵まれました。 

 瀬戸内海に浮かぶ7つの島を現代アートで結ぶ
  トリエンナーレ 春・夏・秋の3シーズンで
   素晴らしい作品があって 迫力があって 何かしら
  毎回新しい発見があり 楽しみにしています。

  頭で理解できなくても感じるモノが一杯有って嬉しい!
   3年後 今回見落とした所にも行ってみたい! 

  然し・・ こんな風に思える瀬戸芸とは無関係ですが、        アートって・・??
   これ?  が??  も?? と思える
     作品に(作品と言える??)
  出会うことがあります。 一口にアートと言っても
  人によって受け取り方が違うので一概に言えないとも
  思いますが・・   言った者勝ち やった者勝ち 
    アートと主張するだけ人はついてくる!
  だから これがアートだ!! とやたら連呼している
   自己中的な そんな風に受け取れる様な 
       モノ が有ります

  (これはあくまでも自分が感じただけの事です・
    あえて アートと呼びたくない・・・・) 

  自分に批評するだけの実力なんて無いかもだけど・・
  それでも 少しは見る目はあると思っている
  意図はわからなくても素晴らしいモノ 
   何か伝わってくるモノを感じられる事があれば
  ほんの少しでもあれば素直に 素晴らしいと思う・

  

   かなり前の事ですが、
 現代アート! と主張して道ばたに転がっていた石を
 ぱらっと適当に蒔いて これがアートです って・展示?
  (これは実際にありました  見ました)

  こんな作品を見たのは初めてでしたが・ これ?
 こんなんでアートですか??  二度と同じ物は作れない
  一期一会? ええ?? ゴミかと思った・・
    これを・・  理解できない自分は
  アートを見る資格が有るのか 無いのか??なんて
    思ったことがあります。

  アートって楽しめるもの・それなりに美しいものと
     思い込んでいるσ(^_^)アタシ
  その後・・   自分でも理解できていないけど・
   現代アートと美術作品とを自分の中で分けて
     見ているのを感じます。

  無料で有れ、有料であれ 展示するのならば、
   それなりの覚悟の見える作品を見たい 
     言い訳を前面に出した様な作品は見たくない 

  思ったこと感じたことの半分も言い表すことは
   難しくて出来ないけれど〜〜〜
  アート作品なんて作る事も描くことも撮ることも
     実力のかけらもない自分だけど、
  それでも 何時か自分も! と夢みながら
   見応えのある 作品達を見ることは大好きです! 

               

  by fujiko (2019.12.27UP)  〔To be continued〕⇒

葉羽葉羽

まったく同感です。
僕らが会津・漆の芸術祭を主催した時も、多くの作品が展示されましたが、正直言って全く美しくもなく奇をてらっただけのようなものもありました。

実際、迷いながら芸術祭を進めていたのですが、開幕日に会場を点検して「トンデモナイもの」を見つけて開場前に撤去させました。(内容には触れませんが、博物館の常設展内に現代アートを並べて展示するという実験的な展示で、常設展の方を見に来るユーザーの8割は小中学生でした。その小中学生にとても見せられないものを材料にしていたのです。しかもそれが置かれていたのは、地域の人々が「郷土の誇り」とするものの上でした。)

今だからはっきりと言えますが、僕が現代アートで嫌いなの・・センセーショナリズムだけに走って過激なもの、(悪い意味での)エロ、そしてグロだけのもの、政治的なプロパガンダに利用しているもの、誰かを侮辱するようなもの、話題になりさえすればいいというだけの無節操なもの~こうしたものは嫌いです。(いくら表現の自由や「問題提起」という名を借りても、それが誰かの名誉を傷つけるものをアートとは認めません。)

(閑話休題)

その芸術祭の最終日のセッションで、アート・ディレクターの北川フラム氏が言ったことを忘れません。北川先生は・・・

「現代アートは、もしホワイトフレーム(額縁)が無ければその90%はゴミです。」とおっしゃったのです。

現代アートの巨匠が自ら言ったこの言葉に目からうろこが落ちました。わが意を得たりだったからです。

その真意は・・「だからこそ、美を追求する哲学がなければならない。」だったと信じています。

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