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"ホシノキセキ" by -WindSphere-
 

(丸山芳子)若い頃、読み切れなかった本のことなど。

 

【2024/1/12】 「「雨の木」を聴く女たち」

 大江健三郎さんの著書は、興味を感じて何冊も買っているものの、読破できたのはわずか。

 なぜかって、長い一文は、(失礼ながら)まるで翻訳された日本語のようにまわりくどく感じることがあり、理解しようと文字をなぞるように読んでいると、なかなか先へ進めない。そして、つい断念してしまうのだ。

 1982年に出版されたこの本。買ったのは何十年も前だ。しおりひもが、かなり前の方に挟まれていたから、ははあ、若かりし頃の私はここで挫折したか。。。と苦笑する。

 急に思い立って、今度こそ最期まで読んでみようかと。

 今年の個展は、あえて梅雨の時期なので、なんだか「雨の木」の話に浸ってみたくなった。

【2024/1/13】 「個展のお報せ」

 連れ合いの個展が、来週まで開催しています。 ぜひお立ち寄りください。


【2024/1/14】 「福住氏の訃報

 丸山常生展が始まって、私は初日の「アクション」で写真撮影を手伝った。 その2日前に、美術手帖の元編集長の福住治夫さんが亡くなられたため、アクション終了後に、常生が弔意とともに福住さんから頂いたお葉書を紹介していた。

 

 福住さんとは、同じく板橋区在住の、美術に専念する者として、お付き合いをしていただき、福住さんの球場予約による草野球大会では、年齢や立場を越えて、健康的で気さくなひとときを楽しんだこともあったっけ。私の個展にも、晩年にはちょっと脚を引きずりながらも来てくださった。

 その昔、結婚して作家名も丸山に替えて個展をした私に、「どうして替えるの?」と不満そうだった。女性ではなく男性の、壮年となられた当時の福住さんが、そのような平等意識を持っていてくださることが、嬉しかったのを思い出す。

 先日、上映が終わってしまわないうちにと「PERFECT DAYS」を見てきた。老境に入りつつある主人公の、淡々と繰り返される日々の中にある、ささやかな喜び。表現や観察や継続することの。

 これらのひとつひとつが、ささやかに見えて実はとても深いことなのだと、見終わって反芻しながら気づく。福住さんとの思い出にも、連れ合いの展示やアクションのなかにも、それはあったと思う。

葉羽 ということで1月前半の記事でした。

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