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  by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane
"ホシノキセキ" by -WindSphere-
 

(丸山芳子)2月24日~26日までの日記です。

 

【2021/2/24】 きのこ

 日々の買い出しと定期通院、たま〜に車で出かける以外ほとんど外出しない隠遁生活。

 制作や企画準備のデスクワークを粛々と続けているが、天気がいいと、家にいるのがあ〜勿体ない!

 せめて、きのこには日光を当てて、ビタミンDを増やしてあげる。

 くしゃっと小さくなるまで干し、さらに冷凍すると、味が濃くなり良い出汁が出るのでお試しあれ。

 今日は夕方なので室内に。

 

 いろんな国のアーティストからのお土産とともに吊るしておこう。

【2021/2/25】 ノルウェイ滞在日記

 岸波靖彦さん(福島県立博物館の副館長でいらしたときからのつながり)が運営している「岸波通信」では、私の、たま〜〜にしかアップしないフェイスブックや、海外での活動の滞在記録もかつてのHatenaブロクから転載して、紹介してくださっている。

 ちょうど今日、岸波さんがアップしてくださった私のノルウェイ滞在日記は、2011年の東北の震災直後の6月、ノルウェイに飛び、大自然の中で自分を癒そうとした傷心の私がいる。

 インタビューを受けながら、涙が浮かぶのをこらえていたことを思い出した。

 この国際ビエンナーレ(アーティストAne Øverås 企画の Kunst I Natur Biennale, )参加で、私は気持ちを鎮め、精神の安定を保つことができた。さらに、北方各地の作家と繋がり、Vigdis HaugtroやMargrethe Aasと知り合い、信頼を深めて、プロジェクト「精神の〈北〉へ」1回目をスタートする際に二人を招くことになる。

 https://www.facebook.com/SeishinNoKitae

 私のHatenaブログは、2010年フィンランドでのビエンナーレ滞在制作に始まり、ノルウェイ滞在制作、アゲハの観察記録など、フェイスブック を開始する直前の2012年12月まで続けた。

 ノルウェイの滞在記録は10回に分けて、ビエンナーレ参加、オスロのテロ現場にて、リレハンメルでのアーティストリサーチ、について書いている。:

 https://maruyamayoshiko.hatenablog.com

 下の添付サイトは、私のHatenaブログから岸波さんが転載しつつ、さらに画像を加えて充実させたページ: https://habane8.com/Yo/N/f07.htm


【2021/2/26】 木の中の枝

 先週は、退院後の3回目の外来診察で病院へ。

 病院にいるあいだは感染への緊張感があるので、リフレッシュしたくなり、文京区の小石川植物園に立ち寄った。

 ここは、東京大学大学院理学系研究科の附属植物園で、そのようすから推察すると、公園のように樹木を整えずに、ありのままを見守っているように見受けられる。

 生態に興味がある私は、風景を眺めるだけでなく、個々の木の特徴を見て歩く。

 あるヒノキのそばを通ると、それは幹の半分が朽ちて、えぐれた内部が見えていた。

 幹の中にスクリュウのような形が何本も突き出している奇妙な形を見つけて、うわうわうわ・・!と声を上げてしまった。 これはきっと、枝の元だ。

 周りのやわらかい幹の組織が朽ちて崩れ落ちたために、枝の芯である硬い部分のみが残っているのだろう。

 

 普段なら見えないはずの、樹木の内部で進行する枝の形成の現象が、思いがけずにあらわになっている!

 

 外皮には、枝があった痕跡の窪みが残っていた。枝そのものは、自然に枯れ落ちたのかもしれない。内部のスクリュウと枝の名残とをたどって繋げてみた。

葉羽 ご紹介いただきまして恐縮です。それにしてもこの「木の中の枝」には驚きです。こんなふうになっているんだ・・。

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