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"ホシノキセキ" by -WindSphere-
 

(丸山芳子)実家から野外展の中庭に置く作品を持ち帰りました。

 

2026/1/26】 アスファルト都市の水たまり

 今月の母のサポート帰省の際に、実家の倉庫からひとつの作品を持ち帰った。

 10月の宇フォーラム美術館(国立市)での個展に、館からの提案で新作のほかにこれを加えることになり、中庭に置こうかと。

 これは杉並区の都立善福寺公園で継続開催されている野外展「トロールの森」に、2008年に参加したときの作品: 「オアシス—アスファルト都市の水たまり」
[Oasis—A Puddle in the Asphalt City]
2008 83x83x87cm
(ウェブサイトの作品ページ) http://maruyamayoshiko.com/artwork/2008/2008oasis/

 この作品は、善福寺公園の中心である善福寺池を、住宅地の中のオアシスにたとえた。池には水鳥や魚が生息し、周辺の林には昆虫や猫や犬や鳥や人間も、みんなでひとときの休息を求めて集っている。

 

 これらの画像を、自作のテーブルのなかに仕込んだ水の波紋のイメージの3重のガラスや鏡に組み込んだ。それを取り囲むように、アフリカのオアシスに水を求めて集う動物たちの画像が幻のように重なる。

 上面のアクリル板には、作品の周囲の木々や空が映り込む。

 

・ この世に生きているのは人間だけではない。俯瞰して自らのありようを眺める視野はいつでも必要だ。とりわけ昨今の、呆れるほど欲望剥き出しの侵略者には。

・ 持ち帰る時に難儀したのが、この重量。43キロぐらいだけれど、制作した17年前、倉庫の2階への階段をどうやって上げたのだろう?!信じられないぐらい今の私には重く、自宅で梱包を外して状態をチェックするのに一苦労。いつの間にか体力が落ちたということかな。

・ 2月末から始まる小金井公園の野外展の作品タイトルを決めかねていたけれども、この「オアシス」を思い返してみると、私が作品にこめようとしていることはずっと変わらないようだ。新作のヒントになった。

葉羽 まさにアスファルト都会に舞い降りた小さな潤いのように思えます。

 

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