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その20

訂正とお詫び

 前号で中学の修学旅行最終日の夜の件について誤解を招く表現があったので訂正しなければならない。

 あたかも当時のクラスの男子の多くが女子の人気ランキング作成に関わったようにとられてもしかたない表現があったが、あくまでも一部の男子であり、女子ランキングも一部に限られ全員を序列化した訳でない。

 全く関わりのない無実の男子も多くいる。私自身もどう関わったのか は今となっては不明だ。

 また昨年夏のクラスの二次会でのカミングアウトは全員が実名告白した訳ではなく、大人の対応でノーコメントの紳士淑女も多かった。

 クラスの名誉のために訂正補足してお詫びいたします。

 ちょっとしたエピソードがエピ騒動になっても困る。

 視聴率をとるためには暴露ものはウケるが要注意だ。暴露することで不快な思いやイニシャル表現で誤解させては申し訳ない。笑って許して下さい。ワダいを変えよう。

 その前に今ひとつ内容に勘違いがあった。「私の彼は左きき」は麻丘 めぐみの歌だがキャンデーズの歌と思い違いをしていた。「私の脳はかなり危機」だ。

 ・・・やはり心から反省していない。反省ができない。頭が汚染されている。

 実家の除染のついでにシャンプーしてもらおう。過度なリンスは抜け毛が心配だが私の自己責任だ。

 東電の事故責任にはしない。トーデンのことだが何でも原発のせいにしてはいけない。私の原髪のせいだ。

 上野で活動しているが誤解される事はよくある。紳士風の男性がタバコの吸殻をわざわざ持ってきて「これ」と私にさし出す。

 清掃員と勘違いしているがむげに断るのも彼の「善良」な市民としての自己満足を満たさない。

 どうもと言って受け取りポケットの中の袋に入れ、彼の清掃員に対する上から目線を下から目線で受け止める。

 日本はいつから階級社会になったのか。お互いのリスペクトがない社会は劣化する。

 「おにぎりはどうですか」と差し出すボランティア団体の一員らしい方がいた。 ホームレスと勘違いしているらしい。

 「善良」な市民の奉仕心を裏切っていけないが貰ってしまうとアンケート調査とかされ、安アパートを紹介されそうなので 「今は大丈夫です」と丁寧に断る。貧困ビジネスの仲間かもしれない。

 ボランティアは偽善でもある。私も親子づれの方を見かけると動物や家族の干支などを地面に描いて偽善事業をする。

 大道芸と勘違いしてチップを渡そうとする人もいるが丁寧に断る。金を「ぼらん」てあだ。不義理な金は取れない。

 正式に東京都が認定する大道芸に登録して金をとったらとアドバイスしてくれる方もいる。

 審査があるらしいがバンクシーの自称弟子としてはアングラに拘らな ければならない。権力にすりよってはいけない。反骨精神だ。博多は豚骨精神だ。

 上野公園の奥、都美術館の北側では炊き出しをしているが配るものはパンやお菓子などが多く温かい食べ物の支給はまれだ。

 過日、ホームレス風の方から大福餅を貰った。おすそわけだ。断るのも失礼な気がしてうけとった。

 いつまでもポケットに入れてはおけないので食べてみた。賞味期間は過ぎていたが予想以上にうまかった。

 マルクスは「困窮した労働者が資本家に対して武装蜂起する」と主張 したが、巧妙な冨の再分配(おすそわけ)で労働者は武装放棄してしまった。

 労働者の気持ちがマルクされたのはマルクスも想定外だったと思う。

 宝くじは冨の再分配ではない。夢の再分配だ。

 ギャンブルも同じで夢の再分配であり冨の再分配ではないが国民には幻想を抱かせる。国民をコントロールするには夢の再分配が有効だ。

 アメリカで暴動はおきるが革命はおきない。アメリカンドリームとい う夢の幻覚剤を幼い頃から飲まされている。まじめな事を書いている。

 「マジーメンの告白」になってしまった。昔の記憶がよみがえる。あの頃読んだ本は全部ダンボールに入れて実家の奥に積んである。

 開ける事はなかったが捨てる事もできなかった。いろんな事を封印してきたが今後も封印し続けられか自信がない。

 中間貯蔵地を探そう。封印した青春の思い出は最終処分場まで持っていくしかないのか。

 墓場まで持っていく思い出などあるのかと自問する。はかばかしい話ではない。

 ばかばかしい話になってきたが、あの人には「マジーメンの告白」を聞いてほしい。

 今まで封印してきたこと場末の居酒屋で酒を飲みながら語りたい。さんざん飲んだら風にふかれて次の店に行こう。

 やまがたすみこの歌が聞こえてきたが空耳か。風に吹かれて醒ますことはしない。

 あてにしていた次の店は取り壊され更地になっていた。いまさら地だ。長い長い夢を見ていたのか。酔いが醒め、夢も覚めた。あの人もいない。

 いつも文の終わり「しめ」にはウケねらいの言葉をさがすが今回はまじめに終わる。これを真じめという。

 冒頭はお詫びの内容で真面目だったが最後にまた暴投する。ピッチャー交代だ。ビール飲み放題か。

 うちの冷蔵庫はすでにチュー缶貯蔵地だ。アルコールの最終処分にはアルコール分解酵素が必要だ。また加水分解なので水も必要だ。

 酔いざましの水はうまい。夢さましの水は冷たいが熱さましには冷たい方がよい。

 上野で地球 温暖化に抵抗し水撒きをして地球の熱さましをしているが冷ますべきは私の頭か もしれない。

 (2015.3.3)アンブレラあつし

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